瑠輝side
こんちゃ。イケメンくんのお隣座ってるよ。
早速イケメンくんとお友達になれたけど名前知らない♡笑
瑠輝「名前なんて言うん?」
中島「あ。言ってなかったね。笑 中島健人!けんてぃーとか呼んで!」
瑠輝「あ〜……じゃああーしの事はあなたって呼んでね。」
中島「あのさ。その爪何?」
瑠輝「あ。これ?マイメロ。」
中島「うん。それは分かる。」
瑠輝「あ。ここネイルとか髪染め禁止?」
中島「禁止。」
瑠輝「……ま!いいっしょ!可愛いもん!!」
中島「可愛いけど可愛い物全部許される訳じゃありませーん。笑」
瑠輝「えぇ〜……まじだるみ。」
中島「だるみ?何それ。」
瑠輝「だるいって意味。」
中島「……ギャル語勉強しよ。」←作者もする。頑張ろね。((
??「中島ァ。女子きたってほんと?」
瑠輝「あ。あーし女子でーす!!」
??「わ。タイプ。」
中島「俺の。」
瑠輝「けんてぃーのもんになった覚えない。笑」
中島「今日俺ん家でパーティーやる?」
??「あ。それいいかも。瑠輝も誘って。」
瑠輝「あーし行っていいの?」
中島「うん!……てかなんであーしなの?」
瑠輝「……なんとなく。」
中島「私の方が可愛いよ?」
瑠輝「でもギャルはあーしだからぁ?タピ持ってあーしだから?」
中島「うん。分かった分かった。でも私の方が萌えきゅん。」
瑠輝「え。じゃあ私っていう?……やだ。あーしがいい。」
中島「……ま。いっか!菊池ぃ。いつものメンバー呼んどいて。」
菊池「あいよ。」
瑠輝「きくちぃ!!」
菊池「んだよ。笑 てか菊池呼び。笑」
瑠輝「けんてぃー菊池って呼んでたから?笑」
菊池「ふふ。笑 俺菊池風磨。笑 これ連絡先。よろ〜。」
瑠輝「よろた〜ん☆」
菊池風磨っていうお友達出来たぁ!!!
??「健人く〜ん!!!女子見に来た〜!!」
また女子見に来た組。
中島「こいつ〜!!瑠輝あなた!!」
??「瑠輝?!すご!」
??「わ!!可愛い〜!!!」
瑠輝「けんてぃー?どちら様ー?」
中島「えっとね〜佐藤勝利と松島聡とマリウス葉!!」
佐藤「よろしく☆」
マリ「よろしくねっ!!!」
松島「えっと〜……よろた〜ん☆」
瑠輝「おっ!!よく分かってる〜!!!よろた〜ん☆」
中島「まっしまお前、笑 似合わねぇ。笑」
お友達5人もできた……ま。お友達目当てじゃないしイケメン目当てでも無い。
私が男子校に入るの親の仕事の都合っていうのは本当だけど
それだけだったらこんな所来たくない。
でも。私の愛する弟。もう親が離婚して離れ離れになっちゃったけど。
そいつをこの高校で見たっていう目撃情報が私の所まで来たんだ。
そいつの名前は………
永瀬廉。ヤンチャで色黒のこいつを探しに来るためにここに来ることを許したんだ。
こいつがいたら学校を辞めない
いなかったら辞める。とかそんな事はしない。
今目の前で私の爪を見て不思議そうにしてるお友達をもう
前みたいに悲しい思いをさせて裏切る訳にはいかないから。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。