『ち〜すっ!!!』
「「おはよ〜」」
『駆け寄っておいでhoney……♪』
中島「何聞いてんの?」
『Hey!!Summerhoneyだよん。』
中島「ふ〜ん……」
『あ。聞く?』
中島「うん!!!!」
『はい。』
中島「ありがと〜」
菊池「何カップルみたいなことしてんの。笑」
中島「カップルだもん。」
菊池「ちげぇだろ。笑」
中島「え?!違うの?!」←
菊池「……大丈夫?」
『Hey!!Summerhoneyはしゃいで笑ってなんちゃらら…♪
汗をかいて抱きしめKissgoodnight…♪』
中島「(イヤホン外してあなたの耳につける)
菊池?!なんちゃらら…♪だって!!可愛くない?!
ねぇねぇねぇねぇねぇ!!!!!」
菊池「わかった。分かったからうるさい」
中島「愛おしい……尊い……はぁ……」
『刻むビート加速して果てたい……♪』
中島「あ!曲変わった!」
『ずっと僕のそばにいて笑っててMy life…♪』
『幸せの情報……カレカノラブピース!!!!!(大声)』
中島「うわぁっ!!!」←
『……Loveケンティー!!!(大声)』
中島「あ。俺。今日命日かも。」←
菊池「……これからが心配。」←
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。