第35話

35
2,212
2019/06/09 08:47
あなた

離してよ

ゆんぎ
やだ
ゆんぎおっぱは私の目をじーっと見つめながら髪を撫でてきた
ゆんぎ
髪サラサラ
あなた

お風呂入りたかった

ゆんぎ
だめ熱でてるひとはお風呂はいっちゃ
あなた

ぶー

ゆんぎ
もうちょい下に下がって
言われた通り少し下に下がった
さっきまでは顔が目の前にあったが
今目の前にあるのはゆんぎおっぱの胸だった
ゆんぎ
俺の心臓に耳あててみて
耳を当ててみると
あなた

ドキドキしてる

あなた

それも早いスピードで

ゆんぎ
うん
ゆんぎ
その通り
ゆんぎ
あなたがこんなにも近くにいるからだよ
私は恥ずかしくて顔が赤くなってただろうがもう暗かったのでわからないだろう
あなた

そ、そうなの?

ゆんぎ
最初はお前になんて興味はなかった
ゆんぎ
ただ暇つぶし程度でお前を助けた
ゆんぎは私と出会った頃の話をし始めた











つづく

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