第4話

二話
75
2023/04/07 12:32
最初に来たのは絵の中に入ってたスノウ・ホワイトと、彼らを持っているカインだった。
ホワイト
む、
スノウ
スノウ
むむ?
カイン
あっ、俺はカイン!
マリサ
マリサ
早い自己紹介ありがとな。
俺の名前はマリサ・キリサメだぜ。
宜しく、カイン!
カインと、マリサは握手を交わす。
その後、スノウ・ホワイトの方に目を向ける。
スノウ
スノウ
お主、北の魔法使いだろ?
マリサ
マリサ
ああ。
スノウ
スノウ
あれ?でも、北の国の魔法使いは誰も死んでおらんぞ?
フィガロ
彼の右の耳の後ろに紋章があるのは確認済みさ。
ホワイト
おかしいのぅ。
スノウ
スノウ
北の国の魔法使いが6人になっちゃた。
マリサ
マリサ
やっぱり異例か?
ホワイト
じゃな。
カイン
北の国出身にしては、あまりそう感じないな?
マリサ
マリサ
あ〜…多分年齢じゃないか…?まだ、俺二桁だし。
カイン
えっ!?そうなのか?
スノウ
スノウ
北の最年少の魔法使いじゃ!
カイン
えっ、ちなみにいくつだ?
賢者
わっ…
スノウ
スノウ
賢者ちゃん!
賢者が来たと同時に他の魔法使いも揃った。
賢者
えっと…名前は?
マリサ
マリサ
マリサ
マリサ
北の国の魔法使い。
マリサ・キリサメ。
歳はまだ二桁だから、気軽に話しかけてくれ。
マリサ
マリサ
これでいいか?
賢者
あ、ありがとうございます!
ミチル
北の魔法使いー…
シャイロック
おや、北の魔法使いは6人になったのですか?
ホワイト
みたいじゃな!
ここからは、原作と同じ同居の会話が行われました。
マリサ
マリサ
はぁー…寝れるか?
マリサ
マリサ
外にでも、行くか。
〜中庭〜
マリサ
マリサ
ん?お前は確か
ビクッ
誰かの肩が揺れる。
ミチル
あ、マリサ、さん…
マリサ
マリサ
…、
マリサ
マリサ
寝れないのか?
ミチル
!?
ミチル
怖くて寝れないわけではありません!
マリサ
マリサ
俺、そんなことは言ってないぞ?
ミチル
マリサ
マリサ
ここは月がよく見えるな。
ミチル
…ですね。
マリサ
マリサ
それに星もよく見えるな。
マリサ
マリサ
この夜空を見ていると何処か力が湧いてくるんだ。
ミチル
!?
ミチル
ぼ、僕も同じです…
ミチル
月を見ていると何故か力が湧いてきます…
ミチル
こんなこと他の人に言ったら…
他の人にとっては、恨めしい存在なのに…
マリサ
マリサ
俺にとっては、その存在は『星』だ。
マリサ
マリサ
星を見ていると力が湧いてくるんだ。
マリサ
マリサ
これはさ、聞いたことがあるんだ。
マリサ
マリサ
そのものに心からこがれていると、その物自体が自分の魔力を上げる媒介となる。と…
ミチル
そうなんですね…
マリサ
マリサ
そろそろ、冷えるだろ?
ミチル
あっ、話し聞いてくださりありがとうございました。
マリサ
マリサ
いや、こっちこそありがとな。
マリサ
マリサ
んじゃ、戻ろうぜ。
ミチル
はい!
ミチル
(マリサさん…北の魔法使いって聞いて悪いって思っていたけれど…ごめんなさい!僕の認識が間違っていました…)

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