LAN side
…その言葉を聞いて初めて、
「帰宅恐怖」
という言葉を知った。
ないこさんの顔に、影が落ちた。
そこで気づいた。
…2人とも、似た者同士だ。
ないこさんは、ゆう先生に連れて行かれてお部屋へ戻ってしまった。
…帰宅恐怖、か、
気づいたられるちが来ていた。
手にはお財布が握られてるから、こえくんのおつかいか自分のジュースを買いに来たのだろう。
れるちはそう言って、俺の前にあった12個玉を手に取った。
どうやら、れるちは児相の一時保護の時にもこの12個玉を作っていたらしい。
施設の先輩に教えてもらって…
れるちは、出会った時から変わらない…
屈託のない笑顔で俺と話していた。
ないこさんも、こえくんも。
児相に関係している子はたくさんいる。
そうれるちが教えてくれた。
そういえば…
先週は、If先生にお任せしてカントリーマアムを選んでもらった。
でもまだ残ってるし、今週は…
勇気を出してこう聞いた。
こさめが前食べていたから、気になっていた。
こうしてゆう先生の買い物待ちになった。
俺がこの時ひらめいた、ちょっとしたこと。
…きっとここなら大人気だから、
少しだけ試してみることにした。













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。