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第1話

思いもしない出来事
203
2021/01/18 14:12
今日は少し遠くまで出掛けに行く。
実は明日きよの誕生日。
だから大好きなきよに少しでもいい物を買ってあげたい。


小太郎
小太郎
(あ、これきよがこの前欲しがってたやつだ)
小太郎
小太郎
(ちょっと予算オーバーだけどきよのためなら…)
きよが前にスマホでずっと眺めていたものを買った。
誕生日プレゼントも買ったし、ついでに自分にも少しだけ物を買えた。満足したので帰るために電車に乗った。
電車の中はかなり混んでいてぎゅうぎゅうだった。
小太郎
小太郎
(結構混んでる…。)
すると、おしり辺りに違和感を感じた。
誰かがおしりを撫でている。
小太郎
小太郎
(えっ…これ…痴漢…だよね)
勇気を振り絞って後ろを振り向いた。
小太郎
小太郎
っ…誰ですか…?
後ろにいたのは全く知らない自分より歳上そうな男性だった。
???
???
はぁっ…君小太郎くんだよね…
小太郎
小太郎
えっ…いや…
???
???
可愛いね…動画とかで見るよりずっと可愛い…
小太郎
小太郎
ちょっ…やめてください…
男は手を離す様子がなかった。
怖くて身体が上手く動かない。
???
???
やめるわけないじゃん…。触ってたらこんなになっちゃったよ…?
お尻に硬くなったアレを押し付けられた。
小太郎
小太郎
やっ…!やめて!
???
???
でも小太郎くんが悪いんだよ…?動画とかで色んな人にくっついて嫉妬させるから…
小太郎
小太郎
そんなことしてな…
???
???
だからお仕置
小太郎
小太郎
っ…僕もう降りるので
その場から離れようと少し動こうとしたら強く手首を掴まれた。
小太郎
小太郎
いっ!
???
???
しー…静かにしないと声聞かれちゃうよ?
口を塞ぐように舌を入れられた。
小太郎
小太郎
んんっ…!っ…ふ…う''…やめっ…
???
???
はっ…可愛い…慣れてないの?
男の方が力が強くて抵抗できない。
そのまま服の中に手を入れ胸を触ってきた。
小太郎
小太郎
ん''んっ!
???
???
ねぇねぇ…挿れてもいい…?
小太郎くんが可愛すぎて我慢するの無理そうなんだよね
小太郎
小太郎
そ…それだけはっ…もう何もしな''いで下さい…っ
???
???
んー…小太郎くんのお願いなら何でも聞いてあげたいんだけど、こんなチャンス二度とないかもしれないからそのお願いは聞けないなぁ
???
???
一応解すから大丈夫だよ
頑張って声出さないようにしてね
そう言うと男の手がズボンの中に入ってきた。
強引に指を入れられた。
周りの人も絶対気づいているはずなのに誰も助けようともしてくれない。
小太郎
小太郎
い''っ!
???
???
感じてるの?可愛い
こんなこときよともした事がない。
小太郎
小太郎
(きよっ…助けて…)
男はしばらく穴の中を掻き回した。
小太郎
小太郎
ん''っ…っ…ふー…っは…
???
???
もう挿れても全然大丈夫だね
小太郎
小太郎
やめ''て…っ
???
???
すぐに気持ちよくなるから
男のモノが僕の中に入ってきた。
小太郎
小太郎
ん''ーっ!い''たっ…っ…痛いっ…!
???
???
小太郎くんのナカに入れるなんて…俺めちゃめちゃ幸せだよ?
穴が引き裂かれて焼けるように痛い。気が飛びそうだった。
小太郎
小太郎
おねがっ…っ…抜いてっ…い''たいっ…
小太郎
小太郎
誰か…っ…たす''けて…
???
???
誰も助けないよ…
小太郎
小太郎
っ…きよぉっ…
無意識に来るはずのないきよの名前を呼んだ。
???
???
は…?きよ?
小太郎
小太郎
あ…ちが…
???
???
もういいよ
急に男が首筋を強く噛んできた。首筋に激痛が走った。
痛すぎて声が出ない。
小太郎
小太郎
っー…!
???
???
はっ…今中締まったよ…この傷見る度に俺のこと思い出すよ
小太郎
小太郎
やだっ…も…やめて…
目から大粒の涙がこぼれ落ちた。
???
???
俺のこと一生忘れなくなればいいんだよ…
身体の中に熱い液体が広がった。
いそいそと服を直し男は次の駅で降りた。
自分の身体に目線を下ろした。
流れ出てくる白濁色の液体。はだけた服。
小太郎
小太郎
っ…
服を着直してどこかわからない駅で降りた。
早くこの場から去りたかった。
電車から降りると外はすっかり暗くなっていた。
小太郎
小太郎
っ…う…
誰もいない暗い駅で1人声を殺して泣いた。

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