第5話

現実?②
664
2019/08/03 16:12
2人に声をかけられ、
おそるおそるカウンターへ。

勇太
そんなかしこまらないでよ(笑)
巧から俺らの事応援してくれてるって
聞いてたよ
あなた

あ、はい、あの、すごく好きです…
(小声)

らしくねー(笑)
お前がちゃんと女なんだけど(笑)
巧に言い返すことも出来ない程
余裕がない…
紫耀
仕事、大変なんだって?
あなた

いやいやいや、みなさん程じゃないです…

勇太
そういえばこの前すれ違ったよね?
あなた

え、もしかして、やっぱりあの日…?

ちょうど入れ違いだったんだよな
たばこ取りにくるかなって
思ったのに(笑)
巧のやつ…すでに仕掛けてたのかよ…
あなた

ごめん巧、芋ある?

焼酎飲むのかよお前(笑)
あなた

酔ってないと話せない無理

紫耀
大丈夫だよ、
お客さん俺らしかいないから
気軽に話そう?
あなた

ありがとうございます…

こうして長い間3人で一緒に時間を過ごした

よくよく話を聞くと巧と平野氏は名古屋で
ダンスを一緒にやってた頃からの仲らしい
はあ、なんだこの奇跡…
———————————————————————
勇太
俺年下だし好きに呼んでよ!
じんでも勇太でも、なんでも
紫耀
俺らはタメだよね
紫耀でいいよ
これからもまた会うんだしさ
あなた


恐れ多い
です…

やっとタメで話せるくらいになったばっかりなのに…

結局お酒入れたからなんだけど…

それにまた会う、って
そんな…いいんですか…
もう…生殺しですよ…
勇太の家近いんだよ
多分こいつらの溜まり場にもなるから(笑)
巧、本当いい所に店持ってくれた
そして仲良いとか最高だ、まじで
今までよく隠してたな!!!(笑)
……

プリ小説オーディオドラマ