あなたside
片付け…もう少し後ででいいや…
巧、起きれるかな…上でゆっくり寝てほしい
これからは少し来るの控えよ、って思ったのに…
「気遣わなくていいんだよ」
そのままの言葉だと私が逆に気にするから
それに近い言葉で、説得してくれる
巧…本当、あんたは。
よし、片付けして今日は帰ろ
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キッチン、カウンター周りを綺麗にしたら…
店の掃除、本のレイアウトの変更…
片付け始めたら止まらなくなった…
図書の管理は一任されている
だから私の気分で並べ方を好きに変えて◎
時計は2時を回ろうとしている
私もさすがにちょっと疲れた…
車の運転もあるし、ちょっと寝てから帰ろ
ソファー席に座った瞬間、眠りについてしまった
…
神side
2:35
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。