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第32話

『ド―――――――――――ン!!』


『ベベンッ』


爆発音、琵琶の音


普段なるはずのない音が鳴り響く


だが、私の耳はもう聞き慣れていた


その為、音で目を覚ますことなく、夢の中に居た


あなた

ここ……どこ……?




辺りは見覚えのある海だった


水平線が見えるほどの、大きな海だった


しばらく歩いた末、何も無いことがわかった私はその場にしゃがみこんだ


あなた

なんで……誰もいないの……?




そう、言葉を発したその時


???
あなたちゃん!
あなた

!?




突然、幼い少女が私に向かって話しかけてきた


と、思っていたが


貴方(幼少期)
あ!こっちこっち!



後ろの、幼少期の私に話しかけていた


???
今日は何して遊ぶの?
貴方(幼少期)
今日はね、貝殻拾い!
???
えーまたぁ?一昨日もやったじゃん
貴方(幼少期)
一昨日は普通の貝殻拾いだったけど、今日は違うの!
???
何が違うの?
貴方(幼少期)
拾った貝殻でね、髪飾りを作るの!
???
楽しそう!やってみよ!
貴方(幼少期)
うん!



そう言って、子供達は無邪気に遊び始めた


この話も、この少女も知っているような気がした


彼女らには私の姿は見えていないだろうが、きっと触ったら気づくはずだ


そう思った私は立ち上がり、私ではない少女の方に触れようとしたら


『フワッ』


彼女達は煙のようになり、姿を消した


あなた

!?




と、思えば後ろに先程よりも成長した少女らがいた


そこには、私ではない片方の少女が怪我をしているのが見えた


???
あんたが山に行かないから!あんたがアイツにトドメを刺さなかったから私がこんなに痛い思いをすることになっちゃったじゃない!!
あなた

!!

???
あんたなんか友達じゃない!早くどっか行けよ!



ああ、思い出した


???
早くどっかで死んじゃえよ!



そうだ、こいつの名前は……




『ペチャン……ペチャン……』


___が、海の上を歩く音がこの空間に響く



さっきの思い出のようなものから成長し、私の今と同じ年になった彼女が、今度こそ私に話しかけてきた


???
思い出した?涼海ちゃん



もう二度と会うことは無いと思っていた


まさか、夢で会うなんてね


あなた

春野……