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第43話

ごめんなさい
『ポタ……』


一滴のしずくが私の頬をつたる


でもその涙は私のものでは無い


誰か別の人の涙


泣いているのは誰……?


元気にしてあげないと……


あなた

泣……かない……で……




私が枯れた声でボヤァっと見える人の頬についた涙を右手で拭ってあげた


すると、さらにその人は涙を流した


あなた

なんで……泣くのさ……




やがて、ボヤっとしたものがハッキリ見えた


あなた

カナヲ……

栗花落カナヲ
っ……



カナヲは大粒の涙を流しながら、寝転がったままの私を抱きしめた


栗花落カナヲ
よかった……よかった……
あなた

ごめんね……カナヲ……おはよう




そう言いながらカナヲの頭を優しく撫でた


すると


『スパァン』


勢いよく私が寝ていた部屋の扉が開く


胡蝶しのぶ
……あなたさんっ……
あなた

しのぶちゃん

胡蝶しのぶ
やっっと起きたんですか……遅いですよほんとに……
あなた

ごめんね……しのぶちゃん

栗花落カナヲ
記憶、戻ったの?
あなた

うん

胡蝶しのぶ
!!あ、あの……ほんとにごめんなさい……知らなかったとはいえ、あんなに酷いことして……
あなた

ううん、もういいの。私のせいでもあるから

胡蝶しのぶ
ごめんなさい……もっと早く気づいてれば……
あなた

( ´ ꒳ ` )💢

胡蝶しのぶ
えっ
栗花落カナヲ



『ペシッ』


私はしのぶちゃんのおでこをデコピンした


あなた

もう謝らなくていいの。それ以上謝ったら許さないからね

胡蝶しのぶ
は、はい
栗花落カナヲ
よかった……仲直りできて
あなた

うん!

胡蝶しのぶ
そうですね!







この後、炭治郎達や柱の皆が私の所へ来てくれた


来る度皆が謝るのでちょっと腹が立った


ちょっと私短期になったかな、なんて思いながら謝りすぎな人のおでこをデコピンしてく


とにかく、みんなと仲直り出来てよかった


鬼殺隊に戻れてよかった


心の底からそう思った















___ 第一章 END