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第25話

最悪の事態
それからの生活は、本当に苦しいものだった


誰かと話していると必ずあいつが現れて、話し相手を取っていく


時々相手は私のことを気にするが、私は「気にしなくていいよ」といつも言う


私も私でどうかしているのかもしれない




そして、恐れていた最悪の事態が起きる
朱里【春野 美織】
あなたちゃんが……無意味に私を攻撃したり、悪口言ってくる……

わざわざご大層に鬼舞辻無惨と上弦全員を呼び出し、こんな誰の得にもならないことを突然言い出す


本当に、なんでいつもいつも、私の大切な人を奪っていくのだろう……


でも、今回は違った
鬼舞辻無惨
貴様、私を舐めているのか?
朱里【春野 美織】
え、え?
鬼舞辻無惨
舐めているのかと聞いている
朱里【春野 美織】
そ、そんなわけないじゃないですか……!
上弦の弐 童磨
どんな話なのかなと思ってきてみれば、今までの人生の中で1番つまらない話だね
上弦の参 猗窩座
ああ、そうだな
上弦の壱 黒死牟
わざわざ無惨様まで呼び出して言うことでは無いな
上弦の壱 黒死牟
いや、逆によかったかもしれんが
朱里【春野 美織】
ど、どうして……もしかして、みんな信じてくれないんですか……?
全員
ああ
朱里【春野 美織】
みんなしてあなたちゃんの味方になるの……?
鬼舞辻無惨
お前、私の能力を知っているか?
朱里【春野 美織】
……??
鬼舞辻無惨
1つ教えてやろう。それは、鬼であれば誰でも心が読めるということ
朱里【春野 美織】
!?
鬼舞辻無惨
お前の嘘はもうバレている
朱里【春野 美織】
そ、そんな……
鬼舞辻無惨
すまなかった、あなた。他の鬼からこいつの動きが怪しいと言われ、しばらくここに置いておいたんだ。あなたの心を読んでわかったが、そんなに思い詰めていたとはな……。わるかった

いや、勝手に人の心読まないで
鬼舞辻無惨
すまない

いや、だからさ…………もういいや
上弦の弐 童磨
俺達ももっと早く気づいていればよかったんだけど……無惨様みたいに心読めないから……
あなた

いいの。みんなは私を疑わなかったでしょ?

上弦の弐 童磨
あなたやっさしー!
あなた

そんなことないよ……

上弦の参 猗窩座
とりあえず、こいつをどう処分しようか
上弦の壱 黒死牟
あなたを傷つけたのだからな…………
上弦の弐 童磨
俺が今まであった女の子の中で一番ひどいね!こんなやつは喰べたくもないよ
朱里【春野 美織】
ひぃっ……お、お許しをっ……
鬼舞辻無惨
許せると思っているのか?あなたを傷つけたのだ。お前には死んでもらう
朱里【春野 美織】
そ……んな…………た、助けてよあなた!鬼殺隊でしょ?私を、私を助けてよ!

私は、こいつが言っていることを理解できなかった


助ける?私を散々いじめてきたくせに


今更救いの手を差し伸べてもらえるとでも思っているの?


本当に、どうかしてる
朱里【春野 美織】
あの時みたいにさ……助けてよぉ……
あなた

……あの時、助けてあげて、あなたはなんて言った?

あなた

「死ね」だのと散々言ってきて、「ありがとう」も言わないで、私のこと追い払ったよね!?

あなた

それで助けて貰えると思ってんならあんたはもう人間でも鬼でもないよ!

あなた

あんたみたいな生き物は…………灰になってしまえ……

朱里【春野 美織】
ま、まっ



『グシャッ』


私は、春野の最後の言葉を聞かずに、日輪刀で春野を殺めた


全員
……



その後、沈黙が流れたあと、何故か私は


気を失った















気を失い、目覚めた日から


私の記憶は徐々に








形を忘れていく