9:00
堅治が迎えに来るのは10:30
それまでにナンパから助けてくれたお礼として何か作っていかないと、!
キッチンを借りて材料を準備する
「えっと、小麦粉が80gで、、」
菅原「あなた何してんのー?」
「すっ、菅原先輩!」
急に来るのは心臓に悪いって、!
「えと、クッキーを作ろうと思ってて、」
菅原「誰かにあげるの?」
「??はい、」
菅原「そうなんだ!俺にもちょっとくれよ!」
「えっ!?逆にあげて良いんですか!?」
菅原「もちろん笑」
「じ、じゃあ張り切って作ります!」
菅原「楽しみにしてる笑」
そのまま俄然やる気になったお菓子作りを進めて1時間ほどで完成した
堅治にあげる方は包んで菅原先輩にあげる分はお皿に載せて先輩を呼んだ
菅原「おー!!めちゃめちゃうまそうだな!」
「そうですか?笑ありがとうございますっ」
今回のは少し自信作でまっきーに食べさせてあげれば良かったな、と少し後悔した
時計をみると10:15の文字
「っ!やばい!すいません菅原先輩!予定あるので準備してきます!」
そのまま部屋に戻って持ってきていた私服に着替えてまたキッチンに戻った
菅原「クッキーめちゃめちゃ美味かった!またなんか作ってくれるか?」
「っ!////もちろんです!」
そう言い堅治に渡す予定のクッキーを持ち玄関へと向かった
田中「なぁあなたちゃん!」
「田中先輩、どうしたんですか?」
田中「堅治って誰だ?」
「えと、堅治は…ってその前に、バレてますよみんな、」
西谷「え!バレたのか!?」
日向「西谷さんが隠れないから!」
「いや、全体的にバレバレ笑」
玄関の外をみると堅治の姿が
「あっ、やばい!田中さんその話はまた後で!では!」
田中「あっ、、あなたちゃん、、
今日の服めちゃめちゃ可愛いよ。」((え
玄関の扉を開けて待っている堅治に声を掛ける
「堅治〜!ごめん待った?」
堅治「いや、待ってないけど……っその服めちゃめちゃ似合ってるな!」
少し大人びたかな?と思った服装にしたから正直褒められて嬉しい、
「////ほんと?ありがとっ」
二口「っ、あぁ…じゃあ行こっか」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。