第37話

受けて立つ!!
6,838
2020/06/29 21:12







『整列!お願いしまーす!!!』








始まった、3月に負けた重要な試合







烏野にとって大事な試合






ここで勝って







自信を取り戻してください!!









「烏野ファイトー!!!」








試合が始まった








ほんとに堅治伊達高なんだ…





相手の三年生のサーブから始まり






影山の綺麗なセットアップで日向に上げ日向はそれを打った







「リードブロック、!」







囮に引っ掛かり難い、








キュッ





パアアアアンッ






っ!旭さんのバックアタックはブロックに防がれた






「く、悔しい」







どんなに早い攻撃でも2枚はブロックに付いてる、





日向の速攻もドシャットされる







「まさに鉄壁…」








でも、どんなに神経尖らせてもリードブロックだと






あの変人速攻には追いつけないよっ!







パアアアアンッ!







烏野「「「おっしゃああああぁ!」」」







「やったーっ!!!」








それから伊達高は日向に注目してどんどん囮役の能力を発揮してる







「ふっふっふ、そのまま日向に注目してなさい!」







??「ほら早く早く!!試合始まってる」






??「だって久しぶりに客が来て、、」







??「あ、もしかしてあなたちゃん?」






「あ、はい!嶋田さんと滝ノ上さんですよね?」








嶋田「そうそう!良く覚えてるね!」






「いえいえ!」







そのまま点が決まっていき







旭さんのバックアタックが決まる







滝ノ上「うおおおおおぉ!!!」







「やったあああぁ!!!」








嶋田「あれは、音駒がやってたパイプ!」







どんどん点が決まっていき










2セット目終盤







旭さんと伊達高の人との押し合いで落ちたボールをノヤっさんが足で上げた







「っ!!!おおおおぉ!!!」








すっごい!かっこいい!







最後、影山が旭さんにトスをあげ、白帯の上を転がったボールは









伊達高のコートに落ちた













烏野「「うおっしゃああああああぁ!!!」」








勝った!勝った!







悔しかった伊達高戦を飛び越えて勝った!











整列してみんなの元に行こうとした













グイッ





誰かに手を引っ張られた





「っあ、」







そこには








「堅治…」







二口「なぁあなた、今回は負けたけど次は負けねぇから、それに恋愛の方も諦めないし」






「っ!!!う、受けて立つ!!」







二口「おぉ!」

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