第11話

過去と現在
1,160
2020/12/18 23:20
〜1年前〜葵編
まだ花音を狙い王子達が争っていた頃、

会長とあなたはバチバチとした関係が続いていた。
あなた

でね〜、そこのクレープがものすごく美味しくて!今度行こうよ!

成瀬果音
成瀬果音
そうなの?いいな〜行こ!
あなた

ほんと?やった!

〜別の日〜
綾小路葵
綾小路葵
((今日こそ))

あっ、成瀬かのっ……。
あなた

かのーん!ねぇねぇ、お抹茶たてて!飲みたい!

成瀬果音
成瀬果音
え?今から?まぁいいけど。
あなた

ほんと、ありがとう〜!!

綾小路葵
綾小路葵
((あの女、毎回毎回生意気な態度をとってきて、成瀬花音との接点がなかなか掴めない……。クソッ( ˙^˙💢 )邪魔なやつ……。))

あっ成瀬花音……。


成瀬かのっ……。
バンッ!!(_💢òωó)_
綾小路葵
綾小路葵
!?Σ(゚д゚;)
あなた

……会長、花音に付きまとわるのやめて貰えます?いい加減訴えますよ?

綾小路葵
綾小路葵
今は勝負中です。今のうちから関わろうとして、何がいけないのですか?
あなた

関わるのはいいんですけど、あんまりにもしつこすぎて花音が怖がりだしました。なのでやめてください。

綾小路葵
綾小路葵
あなたにとやかく言われる必要性がどこにも感じれませんし、僕は確実にすれ違った時にのみ彼女に話しかけています。わざわざ付け回ることはしてません。
あなた

……(´・ᾥ・`)
じゃあ、朝と夜に花音と一緒にいて感じる視線は一体なんだっていうんですか?:( #´°ω°` ):イラッ

綾小路葵
綾小路葵
僕は知りません。朱雀奏では?
あなた

ライバルの蹴落とし方酷いですよ?(💢^ ω ^)

プルプルプル📱
あなた

……もしもし。……え?いや、だって……そんな……。

綾小路葵
綾小路葵
?何かあったのですか?
あなた

……、花音が

綾小路葵
綾小路葵
成瀬花音がどうかしたのですか?
あなた

攫われたって……。

綾小路葵
綾小路葵
え?…………行きますよ。探しに、あなたの大切なお友達でしょう。
あなた

会長……、なんで、そんなに優しいんですか?私、会長のこと疑ってたんですよ?

綾小路葵
綾小路葵
生徒会長として、当然のことをしているだけです。
あなた

でも、それでも、無礼を働いたことには変わりありませんのに……。

綾小路葵
綾小路葵
……そんなのどうでもいいと思ってしまうくらい、泣かせたくないという気持ちが、守りたいという気持ちが強いんですよ。ただそれだけです。
あなた

……会長、私、今になって花音が羨ましいです笑
あんなにもイケメン達に惚れられて、いや、何よりこんなに優しい人に『好き』と思って貰えて、
……会長……。頑張ってください。
会長なら、安心して任せれます。

綾小路葵
綾小路葵
任せてください。僕が守ってみせます。
この時の僕はなぜか彼女のどこか悲しそうな顔を見て、『そんな、悲しそうな顔をしないでくれ』そう思った。
あの感情は一体……なんだったのだろう……。
〜あなた編〜
花音が奏様と付き合うことになったとき、内心安心した自分がいた。そして、それと同時に、ふと『葵様が悲しそうな顔をするのでは』と思った。そう思うと複雑だった。きっと私はあの時、会長としての威厳を持ちながらも、他人思いの優しい一面を見て好きになっていたのだと、気づいた。

でもそれはきっと、叶わぬ恋だ。
だって会長は案外一途だから……。

それから私はどうにか意識しないように、いつも通り過ごすようにしてきた。

でも、願わくばこっちに向いてくれないかなと心から思う。

会長……今更だけどね、私はあなたが大好きです……‪( •̥ ˍ •̥ )‬
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現在
〜エコノミークラスに行った帰り〜
綾小路葵
綾小路葵
((先程から自分がおかしいです。
あの時、彼女が名前を呼びながら甘えるよ
うに僕に近づいて抱きしめてきた途端、
生意気な女性としか思っていないはずの彼
女にキュンとしてしまいました……。
なぜ……?
僕は彼女のお友達が好きだったはず……。))
ガブリエル
ガブリエル
……チョウ……イ……チョウッ……カイチョウ……会長!!
綾小路葵
綾小路葵
!!!( ゚д゚)ハッ!!!!
ガブリエル
ガブリエル
先程からボーっとされておりますが、どうかなさったのですか?
綾小路葵
綾小路葵
いえ、大丈夫です。ただ、小鳥遊あなたがなぜか頭から離れなくて……
















ん?
僕今、なんと?
ガブリエル
ガブリエル
小鳥遊あなたと
綾小路葵
綾小路葵
(・д・。)……僕が名前を覚えた?……いやいや、こんな事で決めていたら、ダメです。もっと明確な理由を見つけなくてわ。
ガブリエル
ガブリエル
会長……ご立派になられて!!(´TωT`)
綾小路葵
綾小路葵
((何となくで思い出してしまった。彼女の笑顔を悲しそうな顔を……。
僕は成瀬花音を見ていたはずが、実はあなたを見ていたんだ……。
馬鹿です……僕は……今になって気づくとは……でも、きっと彼女は僕のこと嫌いでしょう。
あれだけ喧嘩したんですしね……。))
2人
……((まぁ、あれだけ嫌われていれば言ったってしょうがないよな))
そう思い込んで、そのままにし、気づけば10月文化祭前日になった。

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