第13話

1章【後編】
136
2020/03/28 17:32

ーーーーーーーin図書室ーーーーーーー

俺...自分で決めたことだけど

皆から離れられるかな

なんであんな夢見たんだろ

やっぱりみんなが思ってるから?

でも...

あなた「考えないで寝よ」

そのまま図書室で眠りについた

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ーーーーーーートソトソ視点ーーーーーーー

あなたなんか隠しとる気いすんねんな...

それに

生きる事を諦めてる感じあんねんな...

トソトソ「なぁゾム。ゾムはあなたん事どう思っとるん?」

ゾム『俺?俺は...好きやであなたのこと』

トソトソ『なんか...隠してるように見えんねんな...なんかこう...表情も貼り付けたような』

ゾム『...なんか、辛いことでもあったら言ってくれればいいのに』

トソトソ「...せやな」

俺はあなたの事恋愛的な好きではないけど

呪いのせいだからって死んで欲しくもない

あなたの事好きって言うてくれてるやつはいっぱいおるで?

もっと頼ってやってもええんちゃう?

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あなた「ふあぁ...」

トントントン...

ゾム『お!あなたおはよ!』

あなた「うん。おはよ」

トソトソ『もう良さそうやな』

あなた「2人ともありがとな!」

(っ´>ω<))ω<`)!?ギュッ

あなた「え、ゾム?」

ゾム『絶対なんかあったら頼れよ?』

あなた「...あははっありがとな」

ゾム『あと、誰もあなたの事嫌っとるやつは居やんから。な?』

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だいぶ心が軽くなってしまわれましたわ←

さてさてさーて←

そろそろ冬なんですけども、

クリスマスが近いんですけども

リア充が外にいっぱいいるから出たくないんだよね

ピロン

LINEさんですねぇ!

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シャケ{なぁ}

あなた{なに}

シャケ{クリスマス24、25、26空いてる?}

あなた{空いてるけど}

シャケ{遊ばね?}

あなた{俺は家に引きこもるという予定が}

シャケ{引っ張り出すから}

あなた{てか23って二学期の終業式じゃん}

シャケ{急だな}

あなた{冬休み初日に?}

シャケ{そう}

あなた{行かなきゃだめ?}

シャケ{皆楽しみにしてるけど?}

あなた{え、俺は今言われましたけど}

シャケ{じゃあ参加な}

あなた{え〜...}

シャケ{そんなに嫌なのかよ}

あなた{そういう訳じゃない}

シャケ{じゃあ1つプレゼント用意しとけよ}

あなた{集合場所は?}

シャケ{俺が迎えに行くわ}

あなた{大丈夫です←}

シャケ{じゃあ9時に迎えに行くから}

あなた{早いな}

あなた{了解}

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プレゼントって...

何渡すんだ?

ん〜...

おもちゃとか?

流石にないか

ヘアアクセ?

ひなしかいねぇよ

あっ、ケーキ?

甘いの苦手なヤツがいるかも...

ん?まてよ?

なんで俺ここまでめちゃくちゃ考えてんの?

えだってどうでも良くない?

あと1年くらいで居なくなるのに?

も〜...

あなた「あいつらのこと大好きじゃん...俺...」

ピロン

今日はやけにLINEが来るなぁ...

ひながあなたを生徒会グループに招待しました

ーーーーーーー
ひなin個チャ

あなた{入らねぇよ?}

ひな{ちなみに全員あなたのLINE持ってるから}

あなた{なんでだよ}

ひな{私が教えた}

あなた{ふざちぇんなよぉ!}

ひな{www}

あなた{てか...なんで誘うの?俺生徒会じゃないし}

ひな{まぁそうだね!}

あなた{理解してんじゃんw}

ひな{じゃあ寝るね〜}

あなた{おやすみ}

ーーーーーーー

急に寝やがったなあいつ

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終業式が終わった翌日

ピーンポーン

シャケ『おは』

あなた「はよ」

シャケ『寝癖ついてるぞ』

あなた「まじか」

シャケ『てか、初めてあった時より髪の毛伸びたな』

あなた「あ〜確かに」

たしかに今は胸あたりまであるな

シャケ『女子らしくなったんじゃね?』

あなた「俺は元々女子だが」

シャケ『そうだったなw』

Na『俺ら空気なんですけど〜』

あなた「わりっ」

br『まだ眠い』

あなた「俺もまだ30分くらい前に起きたばっかだからw」

br『お布団行く?』

あなた「レッツゴー」

きん、きり『ねぇ?』

br、あなた「『すいません』」

あなた「あれ、スマさんは?」

ぴくと『はなとデートだって』

ぴく、あなた「『これだからリア充は』」

きり『めっちゃ息ぴったりじゃんw』

あなた「だろ!( ・´ー・`)」

Na『www』

あなた「じゃあ目的地へレッツゴー!」

一同『『ノリノリじゃん』』

あなた「眠気を紛らわせている←」

きん『おぶってあげるから寝たら?』

あなた「そこまでじゃねぇよw」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あなた「何だこのクソデカ会場」

ぴくと『俺みたいな陰キャが居ていいとこじゃないわ』

あなた「俺もだ」

ひな『あっ、おーーーい!』

あなた「ゲッ」

ひな『ひど!』

あなた「んで、何このバカデカ会場」

ひな『生徒会主催のクリスマスパーティー』

あなた「死亡フラグ?」

ひな『難聴!』

あなた「いやもうバチこりたってるよ」

ひな『生きろそなたは美しい』

あなた「死ねブス←」

ひな『対義語のやつか』

あなた「流石←」

Na『ちょ、早く中入ろ!』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
グル『おっ!ちゃんと来たな!』

あなた「( •᷄ὤ•᷅)」

らだお『顔顔www』

グル『皆にはこれからドレスアップ等してもらうゾ』

あなた「え、聞いてな...」

グル『拒否権はないゾ!』

あなた「俺はもちろんスーツで...←」

ゾム『ドレスやろ』

あなた「つら」

ーーーーーーーーーーーーーー

ひな『早く着替えて?』

あなた「...」

ひな『引きずられるのと着るのどっちがいい?』

あなた「うっ...き、着ます...」

ーーーーーーー

ひな『似合うじゃん...』

何でこんなめちゃめちゃラインの見えるドレスなの?

あなた「はぁ...」

ひな『じゃあ行くよ!』グイッ

会場の扉を開くと

凄くキラキラした...

あなた「(・¬・)ジュル」

ご飯たちが広がっていた←

ひな『そうじゃない』

モブ『あのぉ♡今晩空いていたらご一緒どうですか?♡』

鬱『ごめんなぁ...予定があんねん...(汗)』

モブ『ゾム様わぁ♡どうですかあ?♡』

ゾム『お、俺も用事が...(汗)』

あなた「草」

ひな『助けてあげないの?w』

あなた「誰がw」

鬱『あっ!あなたちゃーん!』

あなた「知らないふり知らないふり...」

ひな『wwwwww』

モブ『は?何よあの女』

お願いだからやめてぇぇぇ!

あなた「俺これからご飯回らなきゃ(使命感)」

鬱『え〜...( ´•̥ н •̥` )』

あなた「キモッ」

鬱『ひどっ!』

あなた「じゃね」

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あーご飯コーナーめっちゃ美味しそう!

あなた「ŧ‹"ŧ‹"(*´ч`*)ŧ‹"ŧ‹"」

ショッピ『何してんすか』

あなた「見ての通り食べてる」

ん?

ひな!?

後ろきずいてない!?

あ、あれだメンヘラだ

モブ『私の生徒会様と仲良くしやがって!』

あなた「危ねぇ!」

ゴッ

あなた「イッ...」

ひな『えっ、あなた!?』

殴ったやつの鈍器を取り上げて

殴ってきたやつ本人を投げた

あなた「あいつらに好かれたいならその腐った性格直してからにしな!」

モブ『ちょ、あんた何すんのよ!』

え、ま?

なんか数十人出てきました

なんでナイフなんて危ないもん持ってるんですかねぇw

あなた「チッ...ひなは逃げて」

ひな『えっ!?ダメでしょ!』

あなた「死ぬよ!」

ひな『いや、あなただって!』

あなた「俺は死なない設定なの!」

ひな『信じられるわけないでしょ!?』

あなた「じゃあ、俺から離れんなよ...」

ひな『!?うん!』

モブ『あんた諸共消してあげるわ!』

あなた「いや、それでもお前ら女子かよw」

ひなは守り抜かなきゃ

言ったでしょ

ひなは第2のヒロインだって

なんかあったら困るの

ショッピ『何してんすか!?』

あなた「うるせぇ死にたかねぇならこっち来んな!」

モブ『あんた...ショッピ様に向かって...』

ゴッバキッシュッ

さて

クラクラしてきた

近くに使えるものは...

あっ、カーテン君!君いいとこに!

ごめんね〜

バサッ

モブ『キャッ!』

あなた「布か紐!」

ひな『はい』

あなた「あんがと」

布を被せて

紐をぐるぐる

これで一部の人間は終わった

あとは

あなた「あんたら5人だけだよ」

モブ『ヒッ...カタカタ』

あなた「降参して謝るなら今のうち。まぁ、謝って済むなら警察はいらないけどね」

モブ『す、すみませんでした...』

モブ『な、何をすればいいですか...?』

あなた「まぁ、別にいいけどね。その代わり...」

あなた「もうこいつらに近寄んな」

モブ『わ...分かりました...』

そうだった

気を抜いてた

まだこの物語は終わってないんだった

まだひなの物語があるじゃん

俺の生きてるうちに...

俺はそこで意識を手放した

ーーーーーーーひな視点ーーーーーーー

ひな「あなた!あなた!」

誰か...

スマホ!

電話...お願い繋がって...

トントン{『もしもし?』}

ひな{「あなたが...助けて!」}

トソトソ{『は!?いまどこおるん!?』}

ひな{「会場近く!詳しくはわかんない!」}

トソトソ{『待ってな今そっち行くから!』}

ツーツーツー

ひな「ね...あなた...大丈夫だよね?大丈夫でしょ...死なない設定なんでしょ...」

トソトソ『ひな!あなたは!?』

ひな「ねぇどうしよう!」

トソトソ『救急車呼ぶで!』

ひな「うん!(´;ω;`)」

ピーポーピーポー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

あなた「んあ?」

目を覚ますと見覚えのない白い天井が目に入った

すると

程なくして

ガララッ

ひな『え...あなた!起きたの!?大丈夫!?』

あなた「え、ここどこ」

ひな『病院。あのあと病院に運ばれたの...』

あなた「あ〜ごめんな。心配かけて...」

ひな『良かったぁ...ヒックもうヒック目覚まさないヒックかと思ったぁ...』

あなた「ちょおい泣くなって〜...生きてんだからいいじゃん...」

ひな『だって1ヶ月くらい目覚まさなかったんだよ?(´;ω;`)』

あなた「まじか...たかがあの怪我で1ヶ月も...1ヶ月の間何もされなかった?」

ひな『大丈夫だよ!うっ...うわぁぁ(´;ω;`)』

あなた「ごめんね...( ๑´•ω•)۶"(´ノω;`)ナデナデ」

ガララッ

緑君『アッ...あなた...』

あなた「おはようございま〜す」

緑君『ヨカッタ...』

あなた「心配掛けて悪かったな」

緑君『モウダイジョウブナノ?』

あなた「多分」

ガララッ

お医者さん『あっ、あなたさん。起きたんですね。』

あなた「はい。」

お医者さん『ではこのあと検査をするのでそこで問題がなければ退院出来ます。幸い骨折などはなかったので。』

あなた「有難うございます!」

ーーーーーーーーーーーーーー

お医者さん『検査の結果何も異常はありませんでした。今日の夕方には退院出来ますよ』

あなた「ほんとで...」

ひな『ホントですか!?みんな呼ばなきゃ...』

あなた「え、ちょま...」

看護師さん『いいお友達を持ってますね』

あなた「あははっ...(困り笑い)」

看護師さん『今の幸せを大切にしてくださいね』

あなた「...ありがとうございます!」

看護師さん『じゃあ元気でね』

めちゃめちゃいい人じゃんじゃん

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病院の入口

ウィーン

ショッピ『あなたさん!』

飛びついてきやがった

あなた「ちょ、苦しい苦しい」

ショッピ『すいません...俺があの時逃げなかったら...』

あなた「いや〜いくらあいつらがすきすき言ってるショッピでも、下手したら刺されそうだったしね」

ショッピ『でも...』

あなた「過去引きずってるやつはモテないぞ〜」

ショッピ『っ......//はい。』

シャオ『おかえり』

あなた「た、ただいま?」

シャオ『遅いやん』

あなた「何が...?」

シャオ『起きんの』

あなた「ごめんて...」

グル『じゃあ今日は俺らの家であなたの退院パーティーをするぞ!』

あなた「そこまでしなくていいよw」

ひな『強制連行!』

あなた「え?ちょwあっ、じゃあケーキ食べたい!あと、トン氏の料理希望!」

らだお『だって〜トントンさん!』

トソトソ『wwwわかったわwww』

ぴくと『やったぁ!トントンさんの料理!』

あなた『美味しいの待ってます!』

そうやって笑いながら帰った

次はひなの物語を守らなきゃ

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