第17話

2章【中編3】
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2020/04/02 09:19
ーーーーーーー

ひな『ってことでいつものショッピングモール!』

あなた「はえー...」

ひな『今年は着てもらう服も決めてくから!』

あなた「がんば...」

ひな『え?あなたのに決まってんじゃん。パーカージーパンとか許さないから』

あなた「マジすか姉貴」

ひな『まじです』

あなた「ボクオウチカエル」

ひな『カエサナイ』

あなた「( ˙-˙ )オレ…オワタwww.」

ーーーーーーー

ひな『うーん...あなたはなんでも似合うと思うんだよなぁ〜...カワイイ系とかもいける』

あなた「やだ(迫真)」

ひな『え〜?』

あなた「やだ(迫真)」

ひな『あ、この服可愛ーあなた似合いそう!』

あなた「嫌じゃァァァ!」

ひな『ん?あれってはなスマじゃない?』

あなた「おっとぉぉ!?w」

ひな『デートじゃない?いいなぁ...』

あなた「ひなはチーノとだろ」

ひな『え、えと...///』

あなた「夏休み誘わないの?」

ひな『...』

あなた「夏休み中夏祭りあったよね?あれチーノ誘って行ってきたら?」

ひな『いや...誘いたいけど...』

あなた「ぜってぇ誘えよ?」

ひな『う...はい...』

あなた「あ、行くなら浴衣で行きな?」

その方が面白そうだし

ひな『ゆ、浴衣持ってない...』

あなた「じゃあ水着ついでに買いに行くか。」

ひな『あ!行くならみんなも誘おうよ!』

あなた「俺は家でゲームするっていう予定があるから無理」

ひな『いや、強制参加。もちろんあなたも浴衣ね!♡』

あなた「は?ちね」

ひな『私に言ったんだからあなたも責任もって一緒に浴衣だよ!( ^ω^ )』

あなた「浴衣やだし!その日ゲームでイベントあるんだよォ!」

ひな『知るか!浴衣コーナー行くぞ!』

あなた「てか、俺が浴衣きたら最早妖怪じゃねぇかよぉぉあぁぁぁぁ!」

ーーーーーーー

結局白のオフショルとパステルグリーンのショートパンツ

薄い水色のサロペット(ショーパン)下から上にかけてグラデーションの紫の七分袖服

あとなんか夏っぽいサンダル

薄い緑色の水着

黒に蝶の描かれた浴衣。下駄。なんか綺麗な髪飾り

あなた「ひ、ひなさん...そろそろおうち帰りたいです...」

ひな『まだ帰しませんよ(^ω^)』

あなた「もう無理っす姉御...」

ひな『もうちょっと頑張ってもらうよ〜(^ω^)』

あなた「ヒギャァァァァ...」

ーーーーーーーINカフェーーーーーーー

あなた「...(lll-ω-)チーン」

ひな『ごめんて〜w』

あなた「笑ってんじゃん!」

ひな『だってこんなにかわいい女の子なのにパーカージーパンって勿体無いし何より私が許さない』

あなた「ビェェェ...」

ひな『まぁまぁ...』

あなた「もうやだ疲れた」

ひな『ごめんごめんw』

あなた「う〜...」

ひな『じゃあ帰るか〜』

あなた「早く家帰ってゲームしたい」

ひな『はいはい...。』

ーーーーーーー当日ーーーーーーー

あなた「やだやだやだやだやだ」

なんでこんな早朝から!

ひな『だってあなた着なさそうだし...私が整えていきたいし...』

あなた「嫌じゃァァァ!」

ーーーーーーー

あなた「肩がスースーする...パーカー着たi...」

ひな『ダメです♡』

あなた「にゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

ひな『はい。いくよ〜』

あなた「やだァァァ!」

ひな『ただでさえ暑いんだから騒がないで!』

あなた「おうち帰りたい!」

ひな『ダメ!!』

ひな『あっ!チーノくーん!』

チーノ『あ、ひな...と、引きずられてるあなた...w』

チーノ『みなさーんあなた来ましたよ〜』

あなた「ばっか...お前!俺は今から帰るんだ!」

エミ『帰しませんよ』

あなた「エミさん...酷い...」

エミ『え、えと...』

あなた「.........冗談...かもね」

エミ『えぇっ...』

鬱『あなたちゃん服可愛いね!』

あなた「ひなに無理やり...」

はな『遅れましたぁ!(汗)』

スマ『だからもうちょっと早く準備しようって...』

はな『(⑉•̆ ·̭ •⑉)』

スマ『w』

あなた「リア充は爆発しろー」

ぴくと『そうだそうだー!』

シャオ『www』

ショッピ『揃ってますし行きません?』

グル『そうだな!では出発するぞ!』

あなた「またお高そうなお車が...」

レウ『いつ見てもビビるよね...』

あなた「ほんそれ」

ーーーーーーー車に揺られうん時間ーーーーーーー

グル『着いたぞ!』

あなた「おー...でけぇ」

ひな『あなたはもうちょっと女の子らしい喋り方出来ないのかな...』

あなた「オカンか」

ひな『私はあんたの将来を心配してる』

あなた「( ˘•ω•˘ ).。oஇ」

ひな『www』

ゾム『てか、あなた泳げんの?』

あなた「今年は浮き輪を持ってきたぜ!(*`ω´*)ドヤッ」

ゾム『ドヤちゃうやろ』

あなた「チッ」

ひな『あなた?』

あなた「...なんすか(汗)」

ひな『ちゃんと水着着るよね?』

あなた「...」

ひな『ね?(圧)』

あなた「ハイキマス」

ひな『よろしい』

グル『じゃあ荷物置いて着替えて海に行くぞ!』

皆『はーい!』

ーーーーーーー

あなた「ヤダヤダヤダヤダやっぱヤダ!」

ひな『着なさい!』

あなた「水着やだァァァ!」

ひな『はなはもうスマイルのとこ行ったの!』

あなた「知ってるてばァァァァ!」

ひな『いい加減着なさい!』

あなた「似合わないもん!やだよ!」

ひな『なんで試着させてないか分かる!?』

あなた「知るかぁ!」

ひな『初めて見るやつの方がダメージでかいの!』

あなた「ひぎゃぁぁぁ!」

ーーーーーーー

緑君『ナンカヒメイキコエタ』

コン『ね〜どしたのかな』

鬱『女の子はお着替えに時間かかんねん』

シャオ『さっすがたらしw』

ゾム『どんな水着なんかな〜』

ショッピ『なんでも似合いますもんね』

シャケ『.........(ソワソワ)』

レウ『なんでシャークんソワソワしてんの?』

チーノ『皆さん全員あなたの事好きなんすかw』

9人『お前はひなだろ』

チーノ『......誰よりも早くGETするんで』

ーーーーーーー

ピピク

あなた「今俺の耳が反応したわ」

ひな『え?』

...ふむふむ

チーノが?

あなた「へ〜(・∀・)ニヤニヤ」

ひな『な、何...どうしたの...//』

あなた「ん〜?何も〜?(・∀・)ニヤニヤ」

ひな『...早く水着きなさい!』

あなた「分かったよ... 」

ーーーーーーー

ひな『...やっぱ似合うわ』

あなた「...どーも」

ひな『じゃあレッツゴー!』グイッ

あなた「わぁ!?」

シャケ『あ、あなた』

あなた「あ、シャケ...」

チーノ『ひな!』

ひな『あ!チーノくん! 』

シャケ『緑......(ボソッ)』

あなた「ん?どした?」

シャケ『似合ってんな』

あなた「ありがとな」

ゾム『緑...ええやん!俺の色?』

あなた「は?そういうことじゃないと思うけど?」

緑君『ナンデ?』

あなた「いや...ひな選んだから」

...

ひな『d('∀'*)』

あなた「(´∀`凸)」

ᶠᶸᶜᵏᵧₒᵤᶠᶸᶜᵏᵧₒᵤᶠᶸᶜᵏᵧₒᵤ

まじ有り得んあいつ

女『あのぉ〜...良かったら一緒に遊びませんか?///』

逆ナンされてるwww

鬱『え〜どうしよっかな〜』

女2『あの...あなたも良かったら...』

コン『俺?』

女2『そうです///』

女3『あの...良かったらあなたも...///』

エミ『え、えと...(汗)(汗)』

女4『あなたもぉ〜どぉでぇすぅかぁ?』

ショッピ『俺は...』

((( _( _'ω')_ ((( _( _'ω')_ コソコソ

ガシッ

ショッピ『俺彼女と来てるんで』

ショッピ『ね』

あなた「俺っ...///」

女4『そぉでぇすぅかぁ〜』

女4『じゃあぁ〜あなた達はどぉでぇすぅ?』

鬱『俺もいいかな〜友達と来てるし!』

コン『俺も』

エミ『私も友人と来ているので 』

女『そぉでぇすぅかぁ〜』

女『さよぉならぁ〜』

ダッダッダッ

あなた「まさかの逆ナンwww」

ショッピ『笑わないでください』

あなた「乙www」

ショッピ『てかあの...彼女...』

あなた「あぁ...まぁ、そうでもしないとめんどくさいもんね。ああいうタイプは」

ショッピ『あざっす』

鬱『ショッピ〜?(圧)』

コン『まあ〜今回は許す』

エミ『いいなぁ...(ボソッ)』

あなた「どしたのエミさん」

エミ『あ、いえ!何でもないですよ!』

あなた「そっか。じゃあ海行ってらっしゃい!」

ゾム『あなたも行くで』

あなた「うぉわぁぁぁぁぁ!?どこから出てきた!?」

ゾム『www後ろやでwww』

あなた「脅かすなよ...」

ゾム『んで、浮き輪持ってきたんやろ?』

コン『確かに』

あなた「まぁ...はい。」

ゾム『じゃあ行こうや!』

あなた「え...水嫌い...」

ゾム『じゃあお風呂はどないしとんねん』

あなた「お風呂はいいけど...ほかはそこまで好きじゃない...ってか怖い」

ゾム『じゃあ俺と手繋いで入ろうや。それならええんちゃう?』

あなた「知らんけど」

ゾム『じゃあ行くで』ギュッ

あなた「えっ、わぁ!?」

コン『あ、ゾムさんずる!』

ぴくと『ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙助けてぇぇぇ!』

あなた「あー...ありゃダメだ」

シャオ『ナンパされとるwww』

エミ『は、はや...』

ゾム『うぇーい( 0w0)ノ』

あなた「とまれぇ!はやい!」

ゾム『ピタッ』

あなた「へぶっ!」

水着ならではの

感触

あなた「//////」

俺頭おかしくなった!?

やばいやばいやばい

あなた「え、なんで止まった!?」

ゾム『いや、目の前にはなスマとひなチーノ居るやん』

あなた「あ、ほんとだ」

ゾム『このまま凸して邪魔するか邪魔せんか迷ってん』

あなた「そっと離れよう」

ゾム『せやな』

鬱『よし!あなたちゃん!遊ぼう』

あなた「あ」

ザッパーーーン

あなた「ぷぁっ」

やばいやばいやばい

あ、なんか

後ろから

エミさん達追いかけてきてた

☆ma☆ki☆zo☆e☆

てか

何なのこいつら

去年こそは気付かなかったけど

腹筋とか

え、

なになに

別の意味で

全員『「やば」』

やばいやばいやばい

なんか急に

語彙力ないけど

やばいやばいやばい

やばいしか言ってない

違う違う!

そうじゃない!

波もやばかったけど

ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙

何これ!?

あなた「やっぱちょっと休んでくる!」

ダッシュ!

ーーーーーーー

あなた「やっば...何考えてんだろ俺...」

男『おねーさん!』

あなた「うわ!?」

男『1人なら遊ばない?俺ら男だけでさ〜』

あなた「いや、あの俺も友達と来てるので」

男『へぇ、俺っ子か、それに耳珍しいね』

やば

やばいやばいやばい

どうしよう

あなた「シャー」

男『そんなので男に勝てると思うの?か弱い女の子が♡』

おろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろ

あなた「ふざけんな」

ーーーーーーー

何とかナンパから抜け出して

パラソルの所まで戻ってきた

すると

あなたが絡まれてて

ちょっと怯えてる?様子

ナンパかな

男『...の?か弱い女の子が♡』

きも

あなた『ふざけんな』

あ、キレてる

てか、

ぴくと「あなたに手出さないでもらえますか?」

あなた『え、ぴくと...』

男『チッ、男持ちかよ』

あなた『え、えぇ?』

ダッダッダッ

ぴくと「大丈夫だった?」

あなた『ん、えぁ、おう』

かわ

って、そんな事じゃない!

ぴくと「怪我とかない!?大丈夫!?」

あなた『大丈夫!( ´罒`*)✧"』

やっぱ

ぴくと「好きだなぁ...」

あなた『......え?///』

ぴくと「あっ......///」

今の

言葉に

あなた『え、いいい今...す、好きって...///』

なんか誤魔化さないと!?

ぴくと「いや!あの!と、友達として!友達としてだから!」

あなた『ああああ、ぇと、そうだよね!友達として!それなら俺もだし!(汗)』

ぴくと「うん!なんか勘違いさせてごめんな!」

あなた『いや!あの!えと...』

ーーーーーーー

いやいや好きって

えーと、沈黙きつい〜...

えとえと

あなた「や、焼きそば食べに行かない!?」

ぴくと『い、いいね!お腹すいたし!』

ゾム『あ、ぴくとさん!飯っすか?』

ぴくと『あ、そっす』

あなた「そそ、今から行かね?ってことで」

ゾム『俺も混ぜてや!』

あなた「食害しないなら」

ゾム『ちぇ』

あなた「いや、ちぇじゃねぇぞ!?」

ーーーーーーー

あなた「ばっんごっはーん!」

シャオ『そんなに晩飯楽しみなん?』

『こういうの最後だから』

なんて言えるわけもなく

あなた「こういうお泊まりのご飯ってなんか特別じゃない?」

シャオ『あー分かるわ』

あなた「でしょ!」

言えるわけない

楽しいから

離れたくない

もっとみんなと一緒にいたい

でも

俺が死んだら

悲しい

それなら

そんな情報知らずに

〔行方不明〕

それで終わればいい話

でも

俺が離れたくないって

心に決めたんじゃん

あーもう!

あなた「やばいな」

ーーーーーーー

俺言えるんかな

勇気出さないとな

いつ言おうかな

いや...

あーもう!

シャオ「やばいな...」

ーーーーーーー

1年きっとるんか

どうしよっかな

告白...か

何回もしてきたっちゃしてきたけど...

鬱「どうしよ」

ーーーーーーー

受験もあるしな

勉強と生徒会で忙しいし

あんまり接点ないし

レウ『無理かなぁ〜...』

ーーーーーーー

最近絡めてないな

もっと話したい

緑君『好きなんだけどな』

ーーーーーーー

あー

水着よかったなぁ〜ナンパもされちゃったし(逆ナン)

時間ないよね

コン『どうしたら振り向いてくれるかな』

ーーーーーーー

最近話せてないな...

そろそろ夏祭りもあったよな...おっきいやつ

誘ってみようかな

ショッピ「好きや」

ーーーーーーー

受験勉強の息抜きにとは思ってるけど

中々行けないんですよね

会いに行きたいな

エミ『せっかくの夏休みですから』

ーーーーーーー

今度ゲーセンにでも誘ってみるか

シャケ『笑った顔...好きなんだよな』

ーーーーーーー

あなた今度遊びさそお

......デート的な

ぴくと『いやいや!デートは違うでしょ!』

ーーーーーーー

やっぱ好き

ゾム『誰よりも好きや』

ーーーーーーー


あなた「暑い😇」

エミ『早く涼しくなってくれればいいんですけど...すいません...』

あなた「恐らく暑いのは」

ワイワイガヤガヤ

あなた「この数をひとつの部屋にぶち込んだことだね」

ーーーーーーー

ここで何があったか(久々に)皆様にお教えしようではないか

......LINEにて......

エミ{あなたさん。今日お家に伺ってもよろしいでしょうか}

あなた{いいよいいよ}

......

ここまではいい。

そう。

ここまではいいんだ

全てあいつが悪い

......

ひな{今日あなたん家で勉強会してもいい?}

あなた{エミさん居るよ}

あなた{誰来る?}

ひな{あーこれから誘う}

あなた{あんまし人呼ぶなよ}

ひな{はーい}

......

俺あんまし人呼ぶなって言ってたじゃん!

ーーーーーーー

あなた「......自室行ってくる」

エミ『わかりました...ちゃんと水分補給してくださいね』

あなた「うん。ありがと」

ーーーーーーー

ガチャっ

ムワッ

この中いたら死ぬわ

バタン

エアコン付けとこ

そして逃げる

ふぅ...

エミ『あ、あなたさん』

あなた「あえ、どした?」

エミ『あの、図書室に行きたくて』

あなた「あー、それなら俺も今から行くとこだから。」

エミ『部屋じゃないんですか?』

あなた「あそこ死ぬほど暑かった」

エミ『図書室って涼しいんですか?』

あなた「あそこはずっとエアコンつけてるよ。本傷んじゃうからね」

エミ『私だけ行って怒られないでしょうか...』

あなた「ほかの人ら来たら逆にうるさいでしょ」

エミ『...なんかすいません』

あなた「いいよいいよw」

エミ『あの、良かったら勉強教えましょうか?分からないところとか...』

あなた「いやいいよ、エミさんは自分の勉強してな!受験生でしょ」

エミ『いえ、私がしたいので』

あなた「...じゃ、じゃあお言葉に甘えて...」

エミ『良かったぁ...』

ーーーーーーー

あなた「えとねー...ここはこの公式使うって言うのは分かるんだけど...こっちの問題が微妙で...」

エミ『えと、あなたさんはどの公式を当てはめると思います?』

あなた「...これ」

エミ『分かってるじゃないですか。』

エミ『そしたらこの数字を?』

あなた「あ、そゆことか!」

エミ『私に聞かなくても出来るじゃないですか』

あなた「いや〜...ここら辺微妙で...w」

エミ『www』

\ピロン/

ーーーーーーーLINEーーーーーーー

ひな{お腹すいた}

ーーーーーーー

あなた「あ、お昼じゃん」

エミ『ホントですね』

あなた「お昼作らなきゃ...」

エミ『私も手伝いますよ』

あなた「んふwじゃあ手伝ってもらうわ。量多いし」

エミ『喜んでw』

ーーーーーーー

トントントン...

ひな『あなたはやく〜お腹すいた〜』

あなた「うるさい。暑いんだから静かにせい」

ひな『エアコンと扇風機希望』

あなた「(スルー)」

エミ『これだけ暑いですし冷たいものがいいですよね』

あなた「だね。そうめんとか?」

シャオ『あ、それなら俺流すのやりたい』

あなた「え〜...めんどくさい」

でもいいかもな

たまには

あなた「いいよ」

最後だし

そう

心の中で思った

はず

??『......』

ーーーーーーー

そうめんのスタックは(何故か)沢山あったため

すぐに用意出来た

量多いんだよな...

こんな暑い日にグツグツ茹でるなんて...

あなた「暑...」

エミ『そうですね.........』

ーーーーーーー

あなた「流すよ〜!」

皆『はーい!』

そうめんが流れていく

みんなが楽しそうに

取れなかったなど言っている

ピトッ

あなた「わっ!冷た!」

トン『おつかれさん。暑かったやろ』

あなた「あぁ、まぁね」

トン『後で話あるんやけどええか』

あなた「いいけど...ここでは話せない感じ?」

トン『......せやな』

あなた「了解」

なんの話だろう

...

シャオ『あっ!ゾム!お前また取りやがって!』

ゾム『はっwwwざまぁwww』

あなた「流すよ〜」

皆『はーい!』

後で水鉄砲でも用意するか...

レウ『あなたは食べないの?』

あなた「うぉわ!俺かぁ...俺はみんなが楽しければいいよ」

レウ『なんかふいんき違くない?何かあったの?』

あなた「んーん。何も」

コン『あ!そう言えばさ!今度夏祭りあるよね』

あなた「あ〜そう言えばひなと浴衣買ったわ。みんなも誘って行こうつって」

レウ『お!マジで!?』

あなた「まじまじ。てかさ、去年は無くなかった?」

コン『あ〜なんか今までやってた神社が予算なかったらしくて。今年から復活出来たってさ』

あなた「へー詳しいんだな」

コン『まぁね』

レウ『あ、流すの変わろうか?あなたも食べな』

あなた「ん〜...じゃあそうさせてもらうわ」

レウ『流すよ〜』

全員『はーい!』

あなた「はーい」

ーーーーーーー

ゾム『食った〜』

あなた「うい」

エミ『片付け手伝いますよ』

あなた「ん、あー大丈夫大丈夫。少ないし」

エミ『そうですか...』

あなた「うん。気持ちだけもらっとくわ」

エミ『ありがとうございます』

ーーーーーーー

トン『あなた。手伝うわ』

あなた「...大丈夫だよ。少ないし」

トン『話したくてな』

あなた「......うん。」

トン『あなたさ』

あなた「うん」

トン『俺らになんか隠しとるやろ』

トン『何か大事な事』

バレちゃダメだ

あなた「隠してないよ」

あなた「それに大事なことなんて」

あなた「みんなはもう知ってるでしょ?俺の大事なこと」

トン『じゃあなんでさっき最後だからって』

あなた「っ.........」

あなた「口に出てたんだ」

トン『出てたで、小さい声で』

あなた「時間無いの」

トン『期限まで?』

あなた「多分俺は18になった時に死ぬ」

トン『...え?』

あなた「昔から身体は強い方ではなかった。」

あなた「だから呪いに身体が耐えられない」

トン『...ほんとに少ししかないっちゅうことか』

あなた「おう。」

トン『皆には言わへんの?』

あなた「言いたくない。」

トン『何でや』

あなた「よそよそしいのが嫌いだから」

トン『でもあいつらなら...』

あなた「それは分かってるよ。でもさ」

あなた「怖いんだよ」

あなた「死ぬのも、態度が変わるのも」

トン『そう...か』

あなた「うん」

あなた「他の人には...言わないでほしい」

トン『......分かった』

あなた「うん。ありがとう」

トン『じゃあさっさと終わらせるか』

あなた「あ、ほんとに手伝ってくれるんだ」

トン『当たり前やろ』

あなた「ありがとう」

ーーーーーーー

俺ほんとに嘘ついてばっかだな

嘘つく度

みんなに隠し事をする度

苦しくなる

全部言いたい

多分きっかり死ぬんだと思う

『長くて10年』?

嘘じゃん

弱っていくって

死ぬのが近づくのって

あなた「こえーよ」


ーーーーーーー

まだなんか隠しとるな

でも今言ってただけでも

苦しそうやった

聞き出せたら聞き出したいけど

苦しいわな

昔から

ずっとあの呪いやもん

辛いよな

でもさ

俺も知りたいねん

お前が何を隠してるのか

ーーーーーーー

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