さて、放課後だし体育館行くかー
え?昼飯?一緒に食べたよ
立入禁止の屋上でね☆
とか言ってる間に体育館ついたわ。
ガラガラガラ
『すみませっ(((っと…流れ玉…』
いや流れ玉くるタイミング悪すぎひん?!
??「マネージャー希望の子か?」
『はい!双子に誘われたんで!あ、もちろんうちもバレー好きですよ』
北さん「そうか、俺は北信介。部長や」
『北さんよろしくおねがいします‼』
北さん「よろしゅうな」
双子「あなた〜‼‼」
『さっきぶりやな』
侑「どうせ一緒になるんやったら一緒に部活行きたかったんやけど!」
『はは、侑の周りはうるさぁてたまらんわ』
北さん「おしゃべりはそこらへんにしとき。愛理、マネ業おしえたり」
佐野「はぁい♡佐野愛理です♡」
は?待って何でこいつおるん?
佐野「あ〜♡あなたちゃんひさしぶりぃ♡」
『はははお久しぶりですねー』
北さん「なんや知り合いか」
佐野「そうなんですぅ♡中学校が一緒で〜♡」
北さん「じゃあ大丈夫やな」
いやいやいや大丈夫やないって!
めっちゃぶりっ子やん部員目当てなの気づかんの?
絶対うちなんかされるやん。
『あーうち経験者なんでできますよ』
北さん「そうか、じゃあ二人でドリンク作り頼むわ」
ー体育館裏ー
佐野「なんであんた来たのよ」
『それはうちの勝手や、佐野に関係あらへん』
佐野「まぁいいわ、一人でマネ業やるのめんどくさかったのよ」
佐野「ドリンク一人で作ってよね」
あーこんなやつだったよ、うん
ただのぶりっこじゃない、邪魔なやつ潰してくる系のぶりっ子や
なんもおきひんとええけど…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!