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第5話

修学旅行
波乱の一限目の後は、すんなりと進んだ。
そして五六限目。
修学旅行の計画を立てるらしい。
なんと、夏休みの最初一週間が修学旅行。
桃田先生
桃田先生
今から班を決めてもらいます。
この学校の修学旅行は変わってて、3学年合同でやるの。
1年A組は2年A組と3年A組と行動するの。
だから、この3クラスの中で、班を作ってね。
班は各6人。
って事で、今から体育館に移動して3クラスで進める。
体育館には、もう既に2年A組と3年A組がいた。
桃田先生
桃田先生
それでは、今から班を決めて、それぞれで計画を立ててください。
桃田先生の一言で、わいわいとみんなが動き出す。
3クラス集まったって言っても、それぞれの学年で決めている。
やっぱり学年が違うと話しにくいっていうか、誘いにくいのかな。
って、そんなことは関係ないんだ!
早くしないと、私ぼっちだよ!
って言っても転校初日で友達居ないしなぁ……
冬真
冬真
……一緒に回る人、見つかった?
愛結
愛結
へっ?
後ろから声がして振り返ってみると、冬真さんが立ってた。
愛結
愛結
ううん、全然。
友達いないしね……
冬真
冬真
……なら、俺と回る?
愛結
愛結
えっ、でも、他の人はいいの……?
こっちを羨ましそうに見てる女子がいる。
いや、男子も数人……。
取り巻きかな、冬真さんの
冬真
冬真
ああ、いいよ、別に。
親しくもないし。
……聞こえてないといいけど。
冬真
冬真
俺は愛結と回りたい
愛結
愛結
是非……私も一緒に回りたい
口数の少ない冬真さんから誘われるのはすっごく嬉しい。
冬真
冬真
6人……必要だよな
拓真と秀真誘うか
愛結
愛結
……でも、お2人共人気なんじゃ?
誰から見てもそれはわかった。
だって、囲まれてるんだもん。
話しかけるのだって苦労しそう。
冬真
冬真
ああ、それは大丈夫。

何が?
私が聞く間もなく、冬真さんは私の手を引いて拓真さんの元へ歩いていく。
冬真
冬真
すみません……通して。
そう言うと、拓真さんを囲っていた人達が、ざっと道を作った。
権力?!イケメン凄い!
拓真
拓真
おっ、どうした、冬真
冬真
冬真
班、もう決めた?
拓真
拓真
いや、まだだ。
冬真
冬真
なら、俺らと一緒に回ろ
明らかに周りの子達がガッカリしている。
冬真さんの誘いを断る訳が無いと悟ったのだろう。
そして、その予感は的中する。
拓真
拓真
いいぞ!
なんなら秀真も誘うか!
そう言ってズカズカと秀真さんの取り巻きに突っ込んでいき、秀真さんを引っ張って戻ってきた。
秀真
秀真
急に連れ出してどうした。
まぁ、暑苦しかったから助かったが。
拓真
拓真
お前、まだ班決まってねぇだろ?
秀真
秀真
ああ。
拓真
拓真
俺達と回ろうぜ。
秀真
秀真
いいぞ
どうやらこの人達は取り巻きの人達があまり好きではないらしい。
拓真さんは兎も角、秀真さんと冬真さんは雰囲気が物語ってる。
冬真
冬真
あと2人、どうする?
莉久
莉久
はいはーい、俺も入れてよ
突然、見知らぬ男の子が話しかけてきた。
っていうか、冬真さんに後ろから抱きついてる?
冬真
冬真
暑苦しい
って言って、剥がしてるけど。
……誰
莉久
莉久
あれー、こんな子うちの学校にいたっけ?
秀真
秀真
ああ、転校生だ。
訳あって俺達と住んでる。
莉久
莉久
そうなんだ!
よろしくね
愛結
愛結
よろしくお願いします
2年……か。
私のクラスにはいなかった。
あ、3年かも
莉久
莉久
僕はね、2年A組の合田 莉久(あいだ りく)!
この3人とは幼なじみなんだ!
……なるほど。
っていうか、この人可愛い系?
なんか犬みたい
愛結
愛結
1年A組の河野愛結です。
莉久
莉久
敬語じゃなくていいよ〜!
あっ、それで、一緒に回っていい?
愛結
愛結
私は別に構わないよ
拓真
拓真
よしっ、これで、5人!
後1人どうするかな
秀真
秀真
桜庭誘ってもいいか?
誰だ
多分その人も男だよね……
私女子1人じゃん
拓真
拓真
いいぞー
この人私の事気にしてないね。
秀真
秀真
ちょっと待っててくれ
そう言って秀真さんは人混みに消えてった。
どんな人だろ……
秀真
秀真
待たせたな。
月輝夜
月輝夜
あ、初めましてですね。
桜庭 月輝夜と申します。
秀真さんが連れてきたのは眼鏡をかけた美男子だ。
敬語は……癖なのかな
愛結
愛結
河野愛結です
月輝夜
月輝夜
あ、敬語でなくて大丈夫ですよ。
愛結
愛結
分かった……
桜庭さんは3年生?
月輝夜
月輝夜
はい、河野さんは1年生ですよね?
愛結
愛結
はい
拓真
拓真
えっ、お前ら、なんで分かるんだ?!
拓真さんが目を見開いて聞いてくる。
それほど驚く事?
月輝夜
月輝夜
私は生徒会役員なので転校生は把握しています。
すご……昨日決まったことなのにちゃんと把握してるんだ。
(ちなみに月輝夜は一人称私です。でも、列記とした男です!By作者)
拓真
拓真
え、じゃあ愛結は?
愛結
愛結
3年生の集団の方から来たし……秀真さんが誘いに行ったってことは同じ3年生なのかなって
拓真
拓真
お前……頭いいな
どんだけ馬鹿だと思ってたんだよ
秀真
秀真
とりあえず揃ったな。
じゃあ、計画立てるか。
莉久
莉久
はいはーい!
僕遊園地行きたい!
びっくりしたっ!
そういやこの人居たな……
ってか修学旅行で遊園地ってどうなの
秀真
秀真
子供か。
といっても毎年そんな物だがな
いいの?!
ってか遊園地って!
修学旅行じゃなくて遠足じゃん
拓真
拓真
よし、じゃあ遊園地で決まりな!
1日目が遊園地で……その他はどうする?
莉久
莉久
自由行動でいいんじゃない?
ざっつ!
こんな修学旅行聞いた事ない……
呆気に取られてる私を見て、秀真さんが口を開く。
秀真
秀真
修学旅行と言っても宿は自分達で探さなければいけないし、行き先も自由だ。
まあ、言い換えればレクリエーションだな。
すっご……
どれだけ金持ちなの?!
結局、泊まる所は翔真さんの会社のホテル、行き先は遊園地だ。
1日目以外は自由行動……
6泊7日なのにそのプランで大丈夫?!
この時はまだ誰も知らなかった……
愛結にとって、ドキドキの修学旅行になる事に。