中島「姫ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」←
菊池「あなた〜!!」
知念「あなたちゃーん?!」
知念「あ!ここ!!!」
中島「鍵かかってる……!」
菊池「取りに行ってくるわ。」
知念「あなたちゃーん?!いるー?!」
……声しなーい…
中島「声しなーい…」
なんでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ?!?!
知念「……外かな…それか寝ちゃってるか……」
中島「え。風邪ひいちゃいますよね……」
知念「寝てたらね」
菊池「開けるね。」
ガラガラッ……
中島「姫〜?いるー?」
シーン…
知念「いないね…涼介に連絡とるわ。」
知念「もしもし?…うんっ…あーこっちも…んじゃ南校探して?北校行く。」
知念「外もいなかったって。だから北校探しに行こっか。」
菊池「北校?」
知念「北校舎と南校舎で別れてるの。」
中島「ほぉ〜……北校へレッツゴー!!!!」
___________
山田「中もいなかったって。」
佐藤「そうですか……」
山田「だから南校舎行こっか。」
松島「りょーかいです!!」
マリ「なんか警察みたいで楽しい!」
佐藤「真剣に探してくださーい。笑」
山田「よし急ぐよ。暗くなってきたから。」
「「「はい!!!」」」
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中島「……姫ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」
菊池「……あなた〜〜!!!!!!!!!!」
知念「……あなたちゃァァァァァァァん!!!!!!」
中島「……やっぱダメでしたね。これ。」
菊池「ダメに決まってんだろバカ。」
知念「音楽室から行こっか。」
中島「わぁっ!ピアノだ!!」
菊池「弾いてみ。」
中島「名脇役でも弾く?」
知念「今そういう場合じゃないよ?うん。笑」
中島「そうだった。」
菊池「んー……ここにはいませんね。」
中島「次ー!!」
__________
山田「一年の教室は多分いないよね?」
佐藤「はい。一年の教室は全クラス一応見たので」
山田「じゃあ学年室とか行くか」
松島「学年室?!行きたい!!」
山田「はい探せー。笑」
マリ「こっちいない!!」
松島「こっちもいないよ!!」
佐藤「っと……こっちもいないからここにはいないと。」
山田「どこいっちゃったんだろうね……」
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??「ねぇ…なんで逃げたの?なんで東京なんかにいるの?」
『それはっ……泣』
??「だーれも助けに来てくれないよ…?ここみんな知らないから…」
『……』
??「なんかいえよっ!!聞こえてんのか?!」
ボコッ
『ゲホッ…ゴホッゲホツ…』
??「さぁっ…あと5時間…ここ見つけれるかな?あの子達…」
『5時間もあれば…中島さん達なら見つけてくれるっ…!!!』
??「さぁどうだろ…先生も知らない場所生徒が知ってるかしら?」
『知らなくても見つけれる…
あんたみたいな私の本当の__じゃない奴なんかに
中島さん達は………負けないからっ!!!!!』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。