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第22話

† 八尺様(後編) †
隔離されてから1時間、
もう、日は暮れただろうか
それすらもこの部屋からはわからない

貴)大丈夫かな、

昇)どうした?

貴)窓から光ももれないから
今どのくらい日が沈んでるか
わからないじゃん?
なんか不安だなって. . .

昇)それは、そうだな

貴)なんで私達だけこんな、

昇)あなた?

貴)ねぇ、おかしくない?

昇)なにが?

貴)最近、私達の周りで
変な事多すぎるよ. . .!

昇)確かに. . .

貴)どうしてなの、?
美琴の自殺の時からずっとだよ?

思い返してみればおかしい事ばっか

美琴の自殺も予言するように夢を見た
冴咲のひとりかくれんぼもおかしかった
あの夢鬼ごっこも2人が同時に見るなんて
普通ありえない話、
防空壕の時だって突然知らない
女の人にも出会ったし

この八尺様もそう、

こんな頻繁に怪異現象に合うなんて
そんなのおかしいよ、

昇)そう言われてみれば、

貴)どうして、

謎ばかりが頭を駆け巡っていた

昇)とりあえず、時間も時間だ
少し寝よう

《23:46》

貴)ホントだ、

それから私達は布団を敷き眠る事にした
昇太は眠っている間、不安がって怯える
私の手を握り続けてくれた

眠ってからどれくらいたったか
私はふと目が覚めた

《2:06》

時計を見ると2時を過ぎた頃だった

貴)変な時間に起きちゃった. . .

となりを見れば昇太が
優しい顔をして眠っていた

貴)にしても、なんで
こんなに怪異現象に襲われるんだろ. . .

考えれば考えるほど
頭はこんがらがっていく

コンッ

コンッ

貴)ッッ

窓をノックする音が聞こえた瞬間、
背筋がゾクリとする感覚になった

貴)いや. . .

今までの気持ちが爆発したように
私は冷静ではいられなくなり
呼吸も荒くなると

昇)ん、どうした. . .?

貴)いゃ、ハァ. . .ハァッ. . .いゃ、!

昇)あなた、!落ち着け. . .!

目を覚ました昇太が私の手を握り
優しく声をかけてくれたおかげで
落ち着く事が出来た

貴)昇太. . .ごめん、

昇)こんな状況だ、しょうがない
ただあなたは1人じゃない俺がいるから
今はこの夜を無事に越すことだけを考えよう

貴)うん、

ドンッ

貴)ビクッ

ドンッ

ドンドンドンドンドンッ

貴)ッッ、

音は次第に強く、大きくなっていった