無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第25話

† 死の夢 (前編) †
死ぬ夢、と言っても
美琴の時みたいにカラスの鳴き声は
聞いていない

昇)はぁ、

あの夢を見た日から、毎日のように
あなたが死ぬ夢を見ている

貴)昇太、

昇). . .あなた

ギュッ

貴)ふぇ、?

昇). . .

今この腕の中に、あなたがいる
コイツの温かさがある

昇)好きだ. . .

貴)昇太、?

昇)大好きだ、

いなくなってしまうような気がして
胸がザワザワと苦しくなる

貴)私も大好きだよ?

いなくならないで、

気付けばそう、心で問いかけていた

・・・・・・・・・・・・・・

その日の夜の事

昇)あれ、ここ

まただ、いつもの夢の中

今日は俺らの家の近くの公園、

貴)昇太〜!

昇)あなた、?

俺の手を取り無邪気にブランコまで走る

貴)そろそろ寒くなってくるかな〜?

昇)まだじゃないか?

貴)私夏は嫌いだな〜
暑いのは耐えられないもん(笑)

昇)俺も冬の方が好きだな

貴)だよね〜!!

ニャー

1匹の猫が来た、
あなたは猫の元へ駆け寄り
猫と一緒に遊んでいた

貴)野良猫なのに人間怖くないの〜?
可愛いね〜!

昇)そうだな

どこか幼いような姿も
すごく愛らしい

俺が見入っていると

ミャー

貴)あ、待って!

猫はあなたの元から走りだした
その猫を追うようにあなたも
走り出した

昇)待て、!

あなたを追っていると
猫は横断歩道を通った

貴)あ、青だ!

青に変わった信号を見て走りだす
その瞬間、

プップーーッ

貴)え、?

昇)あなた!!!

俺が名前を呼び手を伸ばすととあなたは
こっちを見て

貴)昇太、

手を伸ばし俺の名前を呼んだ

ドンッ

その瞬間、鈍い音と共に
血飛沫が舞った

昇)あなた. . .?

伸ばした手は、届くことはなかった