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第16話

† 防空壕の霊(中編) †
貴)じゃあ、これ. . .

昇)取られてるのかもしれないな、

貴)うそ. . .

私達は恐る恐る手帳の続きを読んだ

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4日目、ぼくは全部の足と手を
拷問で切り落とされて
今は口でこれを書いている

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貴)やっぱり. . .

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5日目、これを読んでる人が
いるのなら来世はどうなってるのかな?
きっと楽しいんだろうな〜

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その日記はどんどん未来の人への
問いかけが続いた

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最後の日、僕は今日死ぬかもしれない
なぜなら米兵がそこまで来てるから
僕は動けないから逃げられない
せめてものことだ、この前
見つけた爆弾を近くにおいて
一緒に爆発させよう

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昇)爆発?

手帳を読んでからあたりをよく見てみると
近くにあった紙のようなものが
焦げていて爆発があった事がわかった

貴)骨、骨があるかも. . .

昇)骨?

貴)うん、

私は手帳を見つけた近くを探した
すると少しでっぱいる所を見つけ
掘ってみるとそこには骸骨が埋まっていた

昇)骨、

貴)腕と足の骨がない. . .

昇)この人の死体か、

カランッ

コロンッ

どこからか、鈴のような音がした

貴)鈴、?

昇)なぁ、やばいんじゃねぇか. . .?

貴)ん?

足元をよく見ると骨の近くに
鈴が転がっていた

貴)この鈴か. . .あれ、
こんなのあったっけ?

昇)紙?

鈴の近くにボロボロになった
紙が落ちていた

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誰か、、、助けて、、、

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貴)これ、

ドンッ

昇)ん、?

後ろから何か重いものが
落ちるような音がした

貴)後ろ、?

昇)なんだ、?

恐る恐る振り返ると. . .

シュッ

ザクッ

貴)ヒッ. . .

振り返った瞬間、目の前にナイフが落ちてきた

昇)大丈夫か、!?

貴)う、うん、

昇)ここは危ない、もう行くぞ

昇太に手を引かれ防空壕の
出入り口へと走り出す

・・・・・・

そして、防空壕の入り口が見えた時
後ろの方から微かな声が聞こえた

((いいな. . .その腕と足. . .
それがあれば、俺も逃げられたのに
いいな、欲しいな. . .

そう、聞こえた気がした. . .