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第12話

† 夢鬼ごっこ(後編) †
貴)優梨ちゃん、

大きな背中はゆっくりとこっちに
振り向くと、私達を見たあと

『ミィ. . .ツケ、タァ. . .』

ニヤリと笑いながら鎌を振り上げた

柊)おい、逃げるぞ!!

美)う、うん、!

玲)優梨ッッ. . .

みんなが反対側のドアへと
走り出した中、私は鬼の前から動けずにいた

昇)行くぞ!!

グイッ

昇太に手を引かれ私は
頭がふわふわとハッキリしない中
資料室を後にした

〜図書室〜

気が付くと私は図書室の
ソファに横になっていた

美)あ、あなたちゃん
目が覚めた?

貴)美桜ちゃん、

美)みんな、!あなたちゃん
目を覚ましたよ!

そう美桜ちゃんが呼びかけると
みんなが集まってきた

昇)大丈夫か?

貴)ごめん、私に何があったの、?

柊)図書室についたとたん
倒れたんだよ

玲)まぁ、無理もない

貴)ごめんなさい、
皆さんに心配をかけてしまって. . .

昇)気にするな

柊)そうだよ、あなたちゃんが
謝る事ないって

貴)ありがとうござます、

美)もう大丈夫?

貴)うん、もう大丈夫!

美)よかった、
一緒にここから目を覚まそうね

貴)うん!

それから、さっきの資料室で
見つけた紙をみんなに見せた

美)出口、どこなんだろ. . .

玲)それになんとかりろってのも
わかんねぇな、

昇)大事な所はかけているんだよ、

玲)出口がどこで
どうすれば逃げられるんだ. . .

貴)うぅ、頭痛くなるよね. . .

美)そうだね、

玲)優梨. . .((ボソッ

貴). . .

あんな事があったんだもん、
無理ないよね. . .
玲さん、変な事考えてないといいけど、

昇)大丈夫か?

貴)え、?あ、うん

ピーンポーンパーンポーンッ

突然、ここに来た時に流れたチャイムに
その場にいたみんなが
凍り付くように息を飲んだ

『ノコリ. . .ハ、5人. . .』

『ニガ、サナイ. . .』

ピーンポーンパーンポーンッ

ガタッ

貴)ッッ!?

放送が終わったあとすぐ、
図書室のドアがガタッと音を立てた

美)まさか、

音がしたドアがある方を覗くと

柊)うそ、だろ. . .

ドアの曇りガラスには
大きなシルエットがうつされていた

昇)いつの間に、

貴)そんな事考えてる暇ないよ、!
逃げないと、!

玲)どうやって、?
図書室にはあの扉以外出る所ねぇよ?

美)嘘でしょ. . .

私達が逃げ込んだ図書室は
入口がひとつしかなく
今ここから出るには鬼をどかさなければならない、

貴)一旦鬼を中までおびき寄せて
一気に逃げれば. . .

柊)ドアに近付いた人が危なくね、?

昇)そんな事言っても
他に方法は. . .

玲)今はこの方法にかけるしかねぇよ、

美)そうだよね、

柊). . .しょうがねぇよな、

バンッッ!!

私達が考えている間に
鬼はドアを蹴破ってしまった

貴)考える時間くらい
ちょうだいよ. . .

鬼は中に入るとあの時見た
笑みで私達を見た

『ミィ. . .ツケ. . .タ. . .』

ゆっくりと私達の方に近付いてくる、

柊)ほら、!逃げるぞ!!

柊斗さんの声掛けにみんなが
正気を取り戻し二手に分かれ走り出した

『ニガサナイ. . .』

鬼は柊斗さんと美桜ちゃんの
方に行った

貴)美桜ちゃん、

昇)よそ見すんな、今は走れ!

貴)ッッ、うん、!

・・・・・・

貴)ハァハァ、

私達は先に図書室から出ると
あとの2人を待っていると

ドテッ

美)キャッ、

柊)美桜!!

美桜ちゃんが落ちていた本に
足を取られ転んでしまった

貴)美桜ちゃん、!!

昇)行くな、!

貴)でも、!美桜ちゃんが. . .!!

私が行こうとすると
昇太に引き止められその隙に
玲さんが鬼の元に走り出した

貴)玲さん、!!

玲さんはどこからか拾ったのか
鉄パイプを握りしめ
美桜ちゃんに襲いかかろうとした
鬼を強く殴った

ガンッ

鬼は頭を殴られ大きな音を立てて倒れた

玲)今のうちに行け!!

柊)立てるか、?

美)うん、ごめんなさい、

柊)行くぞ、

2人が歩きだし玲さんも
その後を歩こうとしたその時、

貴)玲さん、危ない!!

鬼が起き上がり玲さんに
大きな鎌を振り上げた

ザシュッ

貴)ッッ!!

その大きな鎌は玲さんの
体を真っ二つに切り裂いた

ドサッ

昇)見んな、

昇太の手で目を塞がれた

柊)美桜、行くぞ

美桜ちゃん達が図書室から出ると
私達は走り出し、鬼から少しでも
遠くへと走った

・・・・・・・・・・・・

貴)ハァハァ. . .、

ドサッ

柊)美桜、?

美)私の、私のせいで. . .玲さんが. . .

柊)お前のせいじゃない、!!

貴)そうだよ、!

美)でも、でも、でも、

昇)今はそんな事言ってられねぇよ. . .

貴)え、?. . .うそ、

遠くに逃げたはずなのに、

『ニガ. . .サナ. . .イ. . .』