昇)あなた!!
貴)昇太、!冴咲が. . .!!
昇)俺の所にはメッセージが
入ってた
そう言って昇太のケータイ画面を見ると
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ー10分後ー
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昇)既読も付かねぇんだよ
貴)冴咲の家って確か
高校のと同じ駅だよね?
昇)俺行ったことあるから
ついてこい
貴)うん、
それから、昇太について行く
冴咲の家まであと少しという所で
突然あたりの空気がガラッと変わった
貴)ひんやりする、
昇)空気も重くなってきたな、
あなた無理すんなよ?
貴)ありがとう、でも大丈夫!
昇)ここだよ
話しているうちに冴咲の
家の前についていたらしく
目線をあげるとどこか不気味な
オーラを放った家がそこにはあった
貴)なんか、怖い. . .
昇)俺だけで行こうか?
貴)ううん、友達だもん
私だって助けたい
昇). . .俺から離れるなよ?
貴)わかった、じゃあ行こう
ガチャッ
家の鍵は開いていて
ドアを開けると重々しい食う気が
流れ込んできた
貴)冴咲. . .?
家の中に入ると
ガチャッ
昇)ん?ッッおい!!
貴)え?どうしたの?
昇)鍵が開かない. . .
貴)嘘でしょ、!?
昇太に言われドアを開けようとすると
ガチャンッ
貴)うそ、
ガタンッ
貴)ッッ!!
ドアの前で開けようとしていると
上の部屋から物音がした
貴)今はかくれんぼの最中、
見つかったら. . .
昇)終わり、
不穏な空気が充満する家の中、
無事に終わらせられるかな. . .?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。