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第8話

† ひとりかくれんぼ(END) †
貴)まず、冴咲を探さないと、

昇)自分の部屋か?

貴)とりあえず行ってみよ?

昇)離れるなよ?

貴)うん、

私達は音を立てないように
家にあがると冴咲の部屋を目指した

ギィッ

階段が不気味な音を立て
私達の恐怖心を煽るようだった

昇)ここがアイツの部屋だ

貴)いってみよう. . .

昇)開けるぞ

貴)うん、

ギィィィッ

部屋を開け中に入る

昇)徹、いるのか?

貴)冴咲〜、?

私達が声をかけると部屋の
押し入れからガタッと音を立てた

貴)ッッ、さ、冴咲、?

スゥッ

徹)ヒッ. . .

昇)徹、!!

押し入れを開けると
怯えきった冴咲がいた

徹)永谷. . .月野. . .

貴)冴咲、大丈夫?

徹)助けに来てくれたのか. . .?

昇)話は後だかくれんぼを終わらせるぞ

徹)で、でも塩水が. . .

貴)私が持ってきた
だから、冴咲が終わらせて

徹)わ、わかった. . .

冴咲は私から塩水を受け取ると
押し入れから出て
お風呂場へと移動した

私達が遅れて下にたどりつくと
冴咲が青い顔をして私達の元に来た

貴)どうしたの?

徹). . .んだよ. . .

昇)ん?わり聞き取れなかった

徹)人形がなくなってるんだよ. . .

貴)え. . .嘘でしょ. . .

徹)人形が、!人形が、!!

冴咲が声をあげたとき
奥の部屋から物音がした

貴)昇太、、、!

昇)シッ!声を荒らげんな. . .
見つかったら死ぬぞ

私が恐怖で昇太の服の裾を
掴むと冴咲を落ち着かせてくれた

徹)ッッ. . .

貴)人形を探そう、
たぶん、奥の部屋にある. . .

徹)奥の部屋、?

貴)さっき奥の部屋から
音がしたから

徹)わかった、

冴咲は私が指さした方に進み
部屋に入った

ガチャッ

貴)昇太. . .

昇)大丈夫、俺がいる

部屋に入ると重々しかった空気が
一段と強くなり
私の恐怖心がぐっと強くなり
昇太の名前を呼ぶと手を握ってくれた

徹)あった、

そう言うと冴咲は
ひとりかくれんぼを終わらせた

徹)終わった. . .

貴)よかった. . .

ほっとしたのと同時に体の力が
抜けてその場に座り込む

昇)大丈夫か?

貴)うん、

徹)悪かったな、

昇)もうやるなよ?

徹)おう、流石にもうやらねぇ

貴)気を付けてね、

徹)てか、なんで来てくれたんだ?

昇)なんでってお前が
俺にLINE入れたんだろ?

貴)私にも電話してきたじゃん

徹)え?俺のケータイ
今充電なくて電源入ってない. . .

貴)え、嘘. . .

徹)それに、どっから入ってきたんだ?
戸締りはしっかりしたはずなのに

昇)玄関開いてたぞ?

徹)確かに閉めたはずなのに. . .

その時、何故か背中がゾクっとして
不思議な恐怖に包まれた

貴)と、とりあえず. . .
今日は帰るね

昇)そうだな
話はまた来週しよう

徹)あぁ、そうだな
助けてくれてありがとな

私達は玄関に向かい
足早に冴咲の家を出た

徹)じゃあまた明日な

昇)おう、じゃあな

ガチャッ

冴咲の家のドアが閉まり
敷地内から出ると同時に私は力が抜け
その場に座り込んだ

貴)ふぅ. . .

昇)大丈夫か?

貴)ごめん、

昇)謝るな
徹も大丈夫だったんだから

貴)今日、昇太の家行ってもいい. . .?

昇)明日休みだし、俺は別にいいよ

貴)ごめんね、
今は1人になりたくない

昇)こんな事があったんだ
無理もない

たてるか?と昇太が手を差し伸べ
私は立ち上がり昇太の家に
向かおうとその場を少し離れた時

『フフフッ. . .』

貴)え、?

後ろの方から女の人の
笑い声が聞こえてきた

昇)なぁ、今

貴)昇太も聞こえた?

昇)あぁ、聞こえた

私達はゆっくりと振り返った

貴)ッッ!!

昇)ッッ!

私達が振り向くと、
冴咲の家の前に2mはある
真っ赤な服を着た女がこっちを見て
笑っていた

私はその女と目を合わせてしまい
体が金縛りにあったように
動かなくなった

昇)あなた!あなた!

貴)ハッ. . .

昇)逃げるぞ、!

貴)、う、うん、!

そして、私達はその場を後にした. . .

『フフフッ. . .』

『マタ、アソボウネ. . .』