あなたSide
私は、今ある病院の目の前に立っている。
親しい友達から最近様子が変と言われ、無理やり連れてかされた。
メンタルクリニックなんて初めてだよ。
自分では、そんなに変な事してないし、
いつも通りに過ごしてるのに、変だって
なんか、足が動かない。
なかなか1歩がでない。帰りたい。
でも、友達に言われてわざわざここまで連れてきてもらって何もしないで帰る訳にも行かないし。
そんな中いきなり病院のドアが開いた。
ガチャ🚪
1人の男の人に手を差しだされて
おいでと言われた。
しかも入る勇気がない事も、簡単に心を読まれた。
仕方なく、勇気を出して中に入ってみると……。
そこは病院じゃない。
家の様な作りで病院独特の匂いもしない
綺麗な内装で、ここはほんとに病院か疑ったが、病院だった。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。