第2話

世界観設定

106

2020/08/20 08:57

【世界観】


時代は現代、舞台は日本。

何の変哲もないように見えるこの世界に、大きな特徴が一つ。

『能力』が存在するのである。

能力者はランク分けされ、それぞれの能力にあった組織や仕事に就くことが多い。



【ランク】

《バナーレ》

最も下のランク。
一般人と同等に扱われる。
全能力者の８割がこのランク。


《ドーノ》

真ん中のランク。
組織の幹部は大抵このランク。
大企業の幹部クラスや、社長だったりすることも多い。
バナーレ以外は、ほとんどがこのランク。


《アンジェロ》

最高ランク。
能力者の中でも有名な者達。
この世に１０人ほどしかいないともされ、半ば偉人扱い。



【組織】

この日本には、二つの能力者による組織が存在する。
能力者のほとんどは、この二つの組織のどちらかに属す。

構成員は職業とはカウントしないが、幹部以上の場合は職業扱いされる。


《スクード》

能力者を総括している組織。
警察との繋がりも深く、能力者による犯罪の取り締まりなどを行う。


《カラミタ》

能力者による犯罪組織。
裏社会の勢力、そのほとんどを占めている。




組織に属さない能力者も存在する。



【主人公】

相上（あいうえ）　あなた

都内の公立高校に通う2年生。

運動は比較的得意だが、これと言った大会などには出ていない。
勉強は可もなく不可もなく。文系寄りで、理系には苦手意識がある様子。

性格は色々な意味で純粋。
髪を染めてはいるが、校則違反にならない為である。ピアスは一つ開けて辞めた。

はっきり言ってしまえば、平凡。