私たちはそのまま深い眠りに落ちた。
〜朝〜
あなた「涼介……」
涼介「ぁ、あなた……」
あなた「私、やっぱり帰った方がいいと思う。大ちゃん待ってくれてると信じてるから。」
涼介「ねぇ、寝起きから大ちゃんの話しないでよw今は俺が目の前にいるんだよ?」
あなた「でも、心配してるかm」
涼介は私の話を遮って
涼介「だからさ、なんで大ちゃん大ちゃん言ってるの?嫌なんでしょ?だから俺が一緒にいてやったのに。てか、俺を呼び出したの誰?」
あなた「私……」
涼介「じゃあもうちょっと付き合ってくれてもいいんじゃない?」
あなた「…ご、ごめん。私行く。」
涼介「…………」
あなたは服を着て走って家に向かった。
数分後、家に着いた。
でも大ちゃんの車がない。
もしかして、引っ越した…?
私はなかなか家に入れず、家の門の前で少し待っていた。
するとドアが開いた。
お父さん「あなた……」
あなた「お父さん………( •̥ ˍ •̥ )」
お母さん「お父さん、そういえb…って、あなた!?」
大ちゃん「お父さんたち、あなたがどうかしt!?」
あなた「みんな……」
お父さん「どこにいたんだ?」
大ちゃん「そうだよ。どこにいたの?俺たち、すごく探したんだぞ!?」
お母さん「あなた…( ;ᯅ; )」
あなた「涼介が、一緒にいてくれた……」
大ちゃん「山田……ちょっと出かけてくる。」
あなた「えッ…?」
大ちゃんは出かけて言ってしまった。
お父さん・お母さん「……」
あなた「…………」
『ごめん』の3文字が言えない。
言いたいけど言葉に出てこない………
でも心の中では何故かいえた。
ごめん。
気持ち伝わって……下さい……………
お母さん「もう、はやく家に入りなさい?」
お父さん「はぁ、さむいさむい!」
あなた「え…?あぁ、うん!」
伝わったと願っています。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。