第28話

大ちゃんと涼介
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2019/02/13 13:35
大ちゃんside

俺は山田のところに行った。

ピンポーン

涼介「はーい…って、大ちゃん」

大貴「山田、あなたに何かした?」

涼介「いや………」

大貴「は?」

山田はあなたの話になった瞬間、急に元気がなくなった。

涼介「本人に直接聞けばいいんじゃない?」

大貴「山田が曖昧に答えるから何回も聞いてるんだよ」

涼介「とりあえず、中に入って」

大貴「………」

俺達は中に入った。



大貴「で、何かしたのか?」

涼介「…なんで今更あなたの話をしてるんですか?」

大貴「何がだよ」

涼介「散々あなたを泣かしたくせに……今更あなたの話をして、兄貴みたいに心配しちゃって、なんで俺があなたといたか知ってる?」

大貴「知るわけないだろ」

涼介「あなたが俺を呼び出したからだよ、俺はその時すごく嬉しかった。でも、後々考えると俺はたぶん大ちゃんの代わりなんだって。」

大貴「代わりじゃなくて、大切な親友だから呼んだんじゃないのか?」

涼介「は?何言ってんだよ。俺はあなたにとって親友で、大ちゃんはあなたにとって親友よりも大切な存在って言いたいのかよ。俺は大ちゃんよりも何年もあなたの側にいたんだよ。それなのに……まじで最悪……」

大貴「ごめん。もう帰るよ……」

涼介「………」




山田はあなたの事が好きなのか……。

分かってやれなかった。

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