第27話

25.病気の子達
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2022/05/24 09:23
あなたside





國神「この世界のそんな存在に俺はなりたい。神様が無理だと言っても、誰かにバカだと笑われても、そんなことどうだっていい___











俺は"俺の夢"のために
正々堂々と世界と戦う。
恥ずかしい事なんて何もない」





錬くんは真っ直ぐ前を見てそう言った。





あぁ、錬くんはすごい人だ。





あなた『そっか、錬くんはかっこいいね。』





私が言うと錬くんは少し顔を赤らめて「おう…///」と返事をしてくれた。





あなた『いいね、病院の子達に会わせたい!』





あ、やべ。





潔「あ、そういえば前も部屋行った時に病院って」






あ〜やった。まぁいっか。





あなた『私ね、肺炎とか喘息とかで入院してて、今回は先生にお願いして一時退院させてもらってきたの。』





潔「それ大丈夫なの?」





あなた『今んとこ発作もないし大丈夫!病院の子達って言うのはね小児科に入院してる子達。』





國神「そうだったのか。」





あなた『私が仕事でサッカーの動画見てる時とか一緒に見て、いつかこんな風に走りたいって言うんだ〜。』





潔「走れないの?」





あなた『病気だからね、ドクターストップがかかってる子がほとんどなんだよ。』





潔「そうなんだ…」





あなた『きっと、青い監獄の皆に会えたら喜ぶ。』





國神「…じゃあここから出たら会いに行こう」





錬くんは微笑みながら言ってくれた。





そうだね。





あなた『うんっ!皆いい子だから会ってあげて!』





潔「おう!楽しみ」





いい人たちだ、本当に。





ふと時計を見てみると時刻は8時5分。





8時5分?





あなた『世一くん、錬くん。ミーティングの時間…』





私が時計を指さしながら言うと2人は「やべぇ!」と言って食堂から出ていった。





あなた『あ、忘れ物…』





あらら〜行っちゃったよ。





仕方ない、後で届けるか。





あなた『あ、てか夜ご飯……』





残そうかな…





ダメだダメだ。ちゃんと食べるって約束した。





??「…それしか食べないの?」