あなたside
あなた『おいし〜!』
野菜スープ美味しい!!
潔「それで足りんの?マジで?」
蜂楽「あなた少食〜♪」
國神「いや少食ってレベルじゃなくね?」
あなた『野菜たっぷりだし足りる足りる』
潔「だとしても少ねぇだろ…」
あなた『私は皆と違ってサッカーしないからね、うん』
國神「あ、今日試合だな」
あなた『忘れてたんかい』
潔「…今日負けたら終わりか」
…そっか、1敗してるんだもんねチームZは。
あなた『大丈夫大丈夫。私の勘だけど』
千切「女の勘は当たる」
あなた『そなの?』
千切「姉貴の勘はよく当たる」
あなた『へぇー!』
お姉ちゃんいるんだ。
あなた『お姉さん美人?』
千切「…さぁ」
あなた『さぁって何』
潔「あなたは兄弟いんの?」
あなた『妹がいるよ〜』
スマホを取り出して写真を見せる。
病室で2人で取った写真だ。
蜂楽「おぉ!あんま似てない!」
あなた『あははっwよく言われるよ』
似てないんだよなぁ。美世はお父さん似だし。
あなた『世一くんは絶対一人っ子』
潔「お、当たり」
蜂楽「分かる♪潔は一人っ子な感じする」
潔「そうかな…」
あなた『うん、するする』
千切「…そろそろ行かねぇとじゃね?」
時間を見ると7時45分。
潔「そうだな、部屋まで送って行こうかあなた」
あなた『いや!私この後除霊に行くから!』
蜂楽「除霊!?」
食堂の入口で潔達と別れて昨日の棟へ向かう。
ただ単にこのままだと怖いから夢かどうか確かめに行くんだけど…
あなた『怖…』
よし。行くか。