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2019/03/13

第2話

紅白
そんな王室の控え室とは裏腹に


王室では、『またあの王子は居ないのか』と
呆れて聞き飽きた言葉が所狭しと話されて居た
あの王子とは
隣国のレラート国第一王子の
アミタ・レラート王子のことであり。
マイペースすぎる…言い方はあれだけど
問題児…ってなってる。
そんな話は私の居る隣の部屋…

…控え室の方にまで聞こえてきた。
鏡に映る自分の姿。
不健康なほど白い肌。
そんな肌にぴったりな白い髪。
それに似つかわしくない赤い目。
『まるで死人。』そんな言葉がぴったり当てはまる
これでも、昔は真っ赤でうるさい色だった
…それが…それだけが誇りだったんだと
失った今。しっかりわかる。
…でも今日、我慢すれば
来年までそんな思いしなくていい。
…いま問題なのは…
レレ
なんなんですか!?
呼ばれたと思ったら別室で待機って!
ミレ
まぁ…白い髪は呪いの象徴…知ってる?
レレ
私だってそれぐらい…でも!
ミレ
でもでもだって?…そのあとは?
レレ
…だってミレ様も…
ミレ
いいの。私は。
ほんとうに…大丈夫。
この国で赤髪は王族の象徴。
それが無くなった今。
私に残ったのは…。