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第2話

1話 半年前の春。
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2019/01/15 14:06
ほのか
めざまし...うるさい
彼女、『灰野ほのか』は今日も不機嫌に目を覚ました。


27にもなって朝を気持ちよく起きられないのが悩みである。
ほのか
...会社だるい。やだ...





そう言いながらもきちんと準備をし髪を結ぶ。





朝ごはんもしっかり作って食べる。







社会人4年目ともなれば手馴れたものである。






忙しく準備を済ませながらも、彼女は家を出て


電車に乗った。
ほのか
__!あ、すみません。ありがとうございます…
??
いえ、お気になさらず~






電車に乗っている最中に男の人の足を踏んでしまった。




謝りながら、上を見上げるとそこには大層なイケメンがいた。


しかも高身長だ。







彼氏が高校以来いない女には目に毒な程のイケメン。





ほのかは思わず彼を見つめてしまっていた。










??
??ど、どうかしました?僕の顔に何かついてます?
ほのか
あっ!いえいえなんでもないです...






見つめていたことを反省し、

ほのかは会社前の駅で電車を降りた。








ほのか
めっちゃイケメンだったな...。ラッキー!
ニコニコと、会社に向かうほのか。






そのイケメンとの出会いが彼女の運命を大きく変えるとも知らず...。

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