無料スマホ夢小説ならプリ小説 byGMO

246
2020/02/07

第2話

重岡先輩との最後❤ 2.





あの告白から私は、重岡先輩に近づけずにいた。





失恋が、





自分の性格までも変えてしまうほどの事だと、





思い知った。

















また、酷いことを言われて、遠ざけられたら…




私は いま以上に、落ち込んでしまうであろう。














あんなに、





私には、怖いものなんて無かったのに…













ずっと… 塞ぎ込んでいた。





でも…





先輩の事を、嫌いだと思うことは、





ほんの数ミリにも満たなくて…





それよりも、、、会えないほどに…





想いは…


















































私は、




自分では どうしようもない、




止めどない想いを どうにかしたくて…














重岡先輩の試合を、観戦する事にした。









この想いを、、、逝かせる為に。

























_______




あなた
 っ、、あのっ//  





先輩を慰めようなんて思わない。




だって、私がそんなこと、できるわけないんだから。








だからこそ、声を掛けた。








煙たがられて、汚い言葉で罵られて…








そんな風にされれば、、、






重岡先輩を、1ミリでも、嫌いになれるかも知れないから。









こんなこと、本当にバカげてる。






そうは思ったけど…






それしか思い浮かばなかったんだ…







想いを、、、逝かせる方法が。












大毅
 まだ、おったんか… 
あなた
 せ、先輩っ//  、、、あ、あの、私っ//  





先輩は うつむき、"はぁ…"と、短いため息を吐いた。






こんな辛い時に、私なんかに会いたくなかったんだ。






久しぶりに会ったのに、少しも嬉しそうじゃない先輩を見て、





私は、そんな風に理解した、



















のに…




















大毅
 帰ろか? 






今まで何度も一緒に帰るのを拒まれてきた私は、





いま、言われるなんて到底 思いもつかない言葉に、






あなた
 ンえっ// 、、 わ、 私とですかぁ?? 





我が耳を疑い、そんな先輩をも疑った。




あなた
 ど、、どうかしちゃったんですかっ? 




先輩は「 ふっ、」と笑うと、そのままの微笑みで、



大毅
 どうもしとらんわw 





手にした重そうなカバンを肩に掛け、




そのまま帰る方向へと歩き出した。





あなた
 あ、まって 、、 待ってください! 




私が追いかけてくる事を、なんだか嬉しそうにしている重岡先輩が、




私には違和感だった。









さっきまで、あんなに落ち込んだ様子だったのに…








やっぱり、歳下の私には、情けないところ、見せられないとか思ってるのかな…





とびきり頼りないもんな…






私の存在…

















もう、うつむくしか無かった。
















5歩くらい前を行く重岡先輩の足の動きだけが見えた。







このまま会話もなしにサヨナラだな…







今日にサヨナラとかじゃなくて、






私の この恋に、サヨナラだ。
























大毅
 今日 勝ってればなぁ~  





私が居るからか、落ち込んでいるからなのか、






いつもとは違って、とぼとぼ歩く先輩。






時々、独り言みたいな言葉を発するんだけど…









なんて返したらいいのか分からない。









「 惜しかったですね 」とか… かな…?




そんなこと、私に言われたくないだろう。









大毅
 次… 決勝やったのにな… 






これこそ「 惜しかったですね 」かな?




それとも「 残念でしたね 」、、、とか…?





あぁ、もぉッ! 何言っても皮肉に聞こえて仕方がないッ!!!





どうして、こんな語彙力ないのよッッッ!!!














自分のスキルの低さが憎いと感じる。







それに…






やっぱり、慰めて欲しかったりするのは、私ではないのだから…






私からの言葉なんて…






邪魔なだけだ…



























私なんて…





邪魔なだけだ…















あなた
 あの… 先輩… 、、 
大毅
 ん? 
あなた
  私、、、、帰ります。 
大毅
 え? 








10歩後ろで立ち止まる私に、振り向いた先輩。






うつむいた顔は上げられず、先輩の目なんて見られない。








大毅
 なんで… 泣いとるん…  




気づくと、ポロッと ひと粒… こぼれ落ちた涙。





やっぱ、泣けるよ…





最後なんだから…






あなた
 すみませんでした! 
あなた
 先輩の時間を、、手間を取らせて… 
大毅
 何言うてんの? 
大毅
 俺が帰ろ言うたんやん、 
あなた
 や、でも、、あんなとこで、
出待ちしてた私が悪いんでッ、
あなた
 も、もう… 
先輩には、近づきませんから!
大毅
 え、待って?、、それって… 






10歩先から 勢いよく近づいてきた先輩は、




私の肩を掴んで、詰め寄って…








大毅
 もうっ 、、、 好きやないって… 
大毅
 そういう… こと、なんか…? 





掴まれた肩に、ビクッ!とした私は、




さっきにも増して、深くうつむいた。



































好きじゃないワケ…








大毅
 なぁ? 、、 嫌いになってもうたんか? 
大毅
 あん時、付き合えんって言うたから… 






嫌いになる訳ないよ…



































今日の試合。







重岡先輩が、ゴールを決めた後、







私を見て、笑ってくれた気がして…







なんかのご褒美かと思った。







やっぱり好きって…

























好きって…






あなた
 付き合えないのは、もうとっくに聞きましたから… 解ってますよ… 
あなた
 だから今日は、、先輩が負けたら… 
あなた
 そんな時に、また告れば、、 
あなた
 最低なヤツだって、、思われて… 
あなた
 先輩に、
もっと嫌いになってもらって…
あなた
 そしたら私… 
大毅
 諦めんのか? 
あなた
 ッ!