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第1話

🩸第1話🩸
23
2021/02/15 10:47
いつもそうだった。
僕のことは後回し
お義父さんはギャンブル三昧
お義母さんはお義父さんの機嫌取り
それでうまくいかないときは僕に暴力をふるってくる
それに耐えきれなくなった僕は家を飛び出した
お義父さんの機嫌が悪くなるときは夜ばかりだから
おかげでお義母さんから暴力を振るわれること少なくなった
なので夜は外で過ごすことが多かった
まともに食事を貰ってないからいつもお腹が空いている
ある夜の日お腹がすいて公園で倒れた時
ある女の人が助けてくれた
レナ
レナ
おい、大丈夫か?
レイ
レイ
え?
レナ
レナ
お腹すいてるんだろ
レイ
レイ
………うん。
僕はすぐに答えることができなかった
もしこの人も暴力を振ってきたらどうしよう
そう思ったからだ
レナ
レナ
やっぱりな
レナ
レナ
ほら、これ食べな
そこには熱々のおでんがいっぱいあった
レイ
レイ
あ、いただきます!
レイ
レイ
ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”(๑´ㅂ`๑)ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”
レナ
レナ
ふふっwww
レナ
レナ
お前おいしそうに食べてるな
レイ
レイ
久しぶりの食事だったから
レイ
レイ
あっ…
言っちゃった…
レナ
レナ
家出か?
レイ
レイ
いや、家出ではないけど…
僕はこのお姉さんに全てを話すことにした
レナ
レナ
へー
レナ
レナ
いろいろ大変だな、お前も
レイ
レイ
も?
レナ
レナ
あぁ。
レナ
レナ
私も似たようなもんだ
レナ
レナ
親に暴力を受けて、毎日夜は暴力団と一緒に
いたよ
レイ
レイ
そうなんだ…
レナ
レナ
そうだ!今から私の家教えるからお腹が
すいたらいつでも来な!
レイ
レイ
え?!いや、迷惑じゃないんですか?
レナ
レナ
全然、全然。
レナ
レナ
ほら、行くよ!
こうして僕はお姉さんの家にお邪魔した

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