たじくんが風邪をひいた





「 みんな、風邪うつっちゃうからこの部屋入っちゃダメだよ？ 」




迅「 … しょご、しゃん すぐなおる ？ ？ 」



「 大丈夫！すぐ良くなって沢山遊べるようになるから、待っててね！」



迅「 うん！」




「 まさやくん、ひろとくん、弟くんたちお願いしてもいい？ 」





西「 うん！ 」


柾「 まかせて！ 」




「 ありがとう 」





うちの長男組が頼もしすぎる( 神 )




















「 … たじくん ？ 」



将「  はあ、はあ 、 っ  … あなた  、？ 」



「 まだ辛そうだね 、」




たじくんは涙目でとっても辛そうだ







将「 っあ ちゅい 、」




「 お水飲も！ あ！あと、冷えピタも張り替えて 、」



しまった、冷えピタ リビングに置いてきちまった









その前に まず、水！




「 たじくん、スポーツドリンク飲んでね 」



買っておいたスポーツドリンクをストローでチューっと飲み干すたじくん



少し、落ち着いたかな？



「 冷えピタ持ってくるからちょっと待っててね？ 」




そう言って部屋から出ようとすると、







将「 やあだぁあなたいかないでぇっ  」


うわあん、と泣き出すたじくん







困った …






「 たじくん、お熱辛いでしょ？冷たいの持ってくるから、 」

将「 、ちゅらくないもんっ 、だから、行っちゃや ぁ 」





… 仕方ない






「 分かった、どこにも行かないよ？だから安心して？ 」




将「 … ぐすっ、ほんと、 に？ 」





「 ほんとだよ 」




頭をポンポンって撫でると 少しだけ笑顔を見せてくれた









「 みんなね？たじくんのことすっごく心配してたよ？ 」


将「 … みんなが？ 」




「 うん、早くげんきになって！って 」





将「 うんっ！はやくなおす！ 」











将「 あなた あのね？ 」


「 ん？ 」




将「 おねつがなおったらね、ぼく、あなたと  でえと いきたい 」




でえと？ 



もしかして、デート？？？





どこでそんな言葉習ったんだ





「 ふふふ、いいよ？どこにいきたいの？」

 


将「 えっとね、海いきたいの！ 」




「 海？ いいよ！今度みんなで行こうか 」



将「 やだ！ ふたりでいくのっ 」



なんかたじくんが わがまま言うの珍しいな 





「 じゃあ治ったら2人でいこうね 」




将「 やった！ 」


 


はやくなおすぞっ て、ボソッと気合い入れてた



かわいい 笑笑








海に行ったら何をするかとか色々話してたら、





将「 あなた   、 ねむ い … 」





眠くなってきちゃったたじくん


 



「  寝ていいよ？  おやすみ 」




将「 … お  や しゅみ 、」




しばらくすると、寝息が聞こえてきた




さっきよりは苦しくなさそうで少し安心









早く良くなりますように。