第9話

夏休み、そして海。久々のあの子との再会。
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2020/08/29 02:37
夏休みまであと数日に迫り、生徒たちははしゃいでいた。あの二人も例外ではない。
みつえ
みつえ
もうすぐ夏休みね。洋二にエッチなことされるのかしら?
きりこ
きりこ
きっと、水着の中に手を入れてこねくりまわされる。
洋二
洋二
俺をなんだと思ってるんだ?
みつえ
みつえ
野獣?
きりこ
きりこ
けだもの?
洋二
洋二
同じじゃねぇか。はぁ。
みつえ
みつえ
元気だして。胸、見せてあげたでしょ?
洋二
洋二
お前が言うなよ。
きりこ
きりこ
パンツも見させてあげた。
洋二
洋二
無理矢理だろ。
みつえ
みつえ
ああ、早く洋二に襲われたい。
洋二
洋二
そんな願望があったの?
きりこ
きりこ
体見られたから当然。
洋二
洋二
お前もか。
きりこ
きりこ
普通にエッチして。
洋二
洋二
恋人じゃないんだぞ。
からかわれる洋二。
担任の先生
ほら。気、抜かないで。もう少しだから。
先生に注意される。
洋二
洋二
頑張ろうぜ。
そして、授業が終わり、ホームルーム。
担任の先生
明日から夏休みですね。気を付けて過ごしてください。
先生の話しが終わり、下校時間になる。
みつえ
みつえ
帰りましょう。
洋二
洋二
そうだな。
三人は家に帰る。
洋二
洋二
はあ、疲れた。
家に帰った洋二は、部屋に入ってため息をつく。
洋二
洋二
あの二人、いい加減にして欲しいよ。
色仕掛けで誘惑してくる。こっちはたまらない。
洋二
洋二
なんのつもりなのか?明日から夏休みで海か。
そこに、みつえからメールが。
みつえ
みつえ
『明日、10時に駅に待ち合わせね。遅れたら置いていくから』
きりこからもメールが。
きりこ
きりこ
『遅れたら、水着ショーおあずけ』
洋二
洋二
別に見たくないよ。『分かった』っと。
そして、次の日。洋二は少し早く駅に着いた。
みつえ
みつえ
洋二。
きりこ
きりこ
偉い。遅れなかった。
二人が胸を揺らしながら走ってくる。
洋二
洋二
水着、着てきたのか?
みつえ
みつえ
違うよ。
きりこ
きりこ
見たいの?エッチ。
みつえ
みつえ
ははーん。私たちの胸、見てたな?揺れてるから気になったんだ?
きりこ
きりこ
やっぱりエッチ。
洋二
洋二
そりゃ、気になるだろう。
みつえ
みつえ
見せてあげるから、顔入れて。
みつえが服を引っ張るので、顔を入れる。下着は着けていた。
みつえ
みつえ
もしかして、下着着けてないと思った?
きりこ
きりこ
さすがにノーブラはない。
きりこが見せてくれると言うので、見せてもらったが、案の定ノーブラだった。
きりこ
きりこ
どうせ、着替えるんだから、必要ない。
洋二
洋二
ノーブラはないと言ったじゃないか。
きりこ
きりこ
みつえの場合。私は違う。
洋二はある妄想をしてしまう。
きりこ
きりこ
もしかして、私たちの胸に顔埋めたいと思ってる?
みつえ
みつえ
それはダメだけど、揉むのはいいよ。
きりこ
きりこ
私も。手を入れて揉んで。
洋二は誘惑に負けて揉んでしまう。
みつえ
みつえ
エッチな揉み方。行きましょ。
きりこ
きりこ
感じちゃった。
三人は電車に乗った。そして、目的地に着く。
みつえ
みつえ
ここから歩くのよね?
洋二
洋二
10分くらいかな?
そこに声をかけられる。
凛子
凛子
もしかして、洋二?
洋二
洋二
えっ?ってことは、凛子?
凛子
凛子
洋二だ。会いたかった。
凛子が抱きつく。
みつえ
みつえ
誰?
洋二
洋二
前の学校の友達だ。
凛子
凛子
あなたたちは?
きりこ
きりこ
私は幼なじみ。
みつえ
みつえ
クラスメートよ。
洋二
洋二
カッコ、小悪魔。
みつえ
みつえ
なにか言った?
洋二
洋二
なにも。
凛子
凛子
くすっ。相変わらずね。洋二、キスしていいよね?
洋二
洋二
えっ?
凛子
凛子
私、洋二の事が。洋二のために水着選んだの。見て欲しい。
きりこ
きりこ
ただの友達じゃないみたい。
みつえ
みつえ
好きなのかしら?
洋二
洋二
うん。後で。
凛子
凛子
洋二。チュッ。
凛子が抱きついてキスをする。洋二も抱き返す。
凛子
凛子
今はダメ。誰もいないところで、ね♡
きりこ
きりこ
二人、結ばれるかも。
洋二と凛子に甘い空気が流れるなか、海へ向かう。

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