病院行くか…
健人サンが傍にいるか…
消去法で
病院には行かないことに…
健人サンと一緒に
自宅へ…
北斗…帰ってこないです…
健人サンはスマホを操作してる
5分後に健人サンのスマホが鳴る
健人サンはスマホの向こうにいる
北斗に
今日、偶然会ったこと
ランチしたこと
帰りにお店の前で自転車とぶつかったこと
時系列に説明していた
たまに呼び捨てとか…/////
無意識なんだろうけど
隣で聞いているワタシを…
胸きゅんさせる健人サン…
ワタシにスマホを渡してくれた
スマホ越しの北斗は
優しかった
健人サンにスマホを戻す
なんとなく
北斗のセリフが想像つく、笑
通話が終わったみたい
少し気まずい空気が
流れた…
1時間後に
健人サンが帰ってきた
買い物袋や少しの荷物を持って…
北斗もそう言ってた事を思い出した
健人サンは
食べるものや
飲みものを並べてくれた
2人で晩ご飯を食べる…
いつもは北斗なのに
今目の前にいるのは
中島健人…サン
隣に座る健人サン
あの瞬間を思い返すと
少し怖くなる…
健人サンの優しさが
伝わってくる
こみ上げてくるモノを
抑えきれなかった…
隣で座るワタシを
片手で抱き寄せてくれた…
少しの間
健人サンの胸を借りた…
やっと涙も止まり…
顔を上げると
健人サンが微笑んでくれる
頭をポンポンしてくれた
そのあと
健人サンが片付けをしてくれている
あいだに
ワタシはお風呂へ
濡れた髪を
乾かしてると
健人サンが覗きに来て
ソファにいる健人サンの前(下)に
座らされ
濡れた髪を優しく乾かしてくれた
ドライヤーだけでこんなに
ドキドキするなんて…
健人サンって何者?(笑)
見つめられると
さらにドキドキ…
20分後の
お風呂上がりの健人サンは
ゆるっとしたロンTが深めのVで…
スゥェット…
濡れた髪…
色気が倍増していた…
いつの間にか
健人サンのペースになる、笑
思わず身構えるワタシ…
そう言われたら
断れない…
北斗と一緒に寝るベッドに
今…ワタシの横には健人サンが…
ワタシが眠りにつくまで
手を握ってくれるんだって…
こんなに至近距離で
中島健人なんて…
眠れる訳ない…/////
ワタシの緊張を感じたのか
健人サンは穏やかな声で…
優しい言葉で
優しい空気の中…
ワタシは知らない間に
眠りについた…
そう自嘲気味に笑って
健人サンは眠ってるワタシの
頬に口付けした…
┈┈┈┈┈┈┈ ❁ ❁ ❁ ┈┈┈┈┈┈┈┈
ワタシの中のケンティやっぱり素敵、笑
妄想って最高、笑
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!