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2018/09/04

第4話

3"





入院してしばらく経った






全身に巻かれていた包帯は取れ






だんだん歩けるようにもなってきた











暇だし






病院の中を探検しよっかな







あなた

………あ





私の目線の先には






1台のピアノがあった






とても立派なグランドピアノ






ピアノを見たのは






久しぶりだな







あなた

ド~♪





音を出してみる







久しぶりの感覚



久しぶりの音






その全てが






愛おしいとさえ思える





あなた

よッと…





両手を鍵盤の上に置き






弾く体制になる






その鍵盤は






まるで






“早く弾いてよッ!!”






そう言っているかのようだった
あなた

フーッ



息を吐き






両手にできる限りの力を入れ






曲を弾き始めようとした





















なのに





あなた

ジャーン










その瞬間






私の手から一気に力が抜け






その部屋には






気味の悪い、不協和音が鳴り響いた













これが現実なのか…






「もしかしたら、弾けるかもしれない」






そんなことを考えていた自分がいた













でも






そんなの無理だったんだ






もう、私が






ピアノを弾くことはできない






もう二度と






私が






綺麗なメロディーを奏でることは






できないんだ____




あなた

…ッ……ッ…(泣





そう思うと






涙が滝のように流れた






今まで溜めてきたものが






一気に溢れ出た













なんで






なんで私なの_____?



あなた

夢ッだったのに…(泣





'




???
あのッ
大丈夫ですか…?


'





あなた

へ…?