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16
2020/02/22

第2話

⑵ 祭りの中で









??
早く、早く……。さぁ。
??
起きる時間だ…。






??
おはよう。
??
────『気分はどう?』



********************




ライゼンデ
ライゼンデ
よしっ、幻魔法はバッチシ!これでバレないと思うけど…。一応気を付けなきゃ…。
街に行く前に近くの茂みに隠れて、僕は魔法かけた。
自分の身分・・・を隠すため翡翠の髪を魔法で茶髪に変えた。

バレたら、不味い…からなぁ……。
よしっ!!!
ある程度、旅人を装って…。

祭りを楽しむ!
絶対、今度こそ!

気楽に遊ぶぞっ!!
ライゼンデ
ライゼンデ
ふふふ、絶対魔法書とか読み漁って……。


ゆっくりと、街の門を潜り街の方へ進んでいく。


祭りの影響で街が一段と賑わっている。
ふむ、図書館はどっこ…、
ライゼンデ
ライゼンデ
あ、



サラリ



目の前をフードを深く被った小さな少女が通り過ぎてゆく。
揺れた髪がチラリと見える。

その髪の色は青色で…とても言葉に表せれないぐらい…綺麗だった。

ライゼンデ
ライゼンデ
(青い髪なんて珍しいなぁ。)
とか、思っていながらしっかりと図書館を探す。



………。




あった!
ライゼンデ
ライゼンデ
失礼しまーす……。



ギィィイ


わぁ。
いい感じの図書館…。

凄く落ち着いてる雰囲気
本棚があちらこちら……。
さすが、国一の図書館…。
ライゼンデ
ライゼンデ
あー。全部読みたくなるよぉ…。
ライゼンデ
ライゼンデ
…とりあえず、目星つけて借りていこう。



グルリと見渡し、本棚に近づき
どれにしようかな…と。
指さしの『かみさまのゆうとおり』をし
1番奥の本棚を選択した。

なんだか、そわそわする……!

ライゼンデ
ライゼンデ
……?
ライゼンデ
ライゼンデ
何だろう…この本……。凄く気になる…。

気になった青色の本を手に取る。
タイトルを確かめるがタイトルがない。

もしや?これは?
秘術の魔法書かなっ!?


いやいや!まさか!
お、おおぉお……。


ペラリ



ペラリ





ペラリ……。
ライゼンデ
ライゼンデ
……えっ?
ライゼンデ
ライゼンデ
なんだこの本……。






























ライゼンデ
ライゼンデ
あのー、すいません。司書さん。
図書館の貸し出し場へ図書館の経営者の司書さんを呼び出す。

すると、赤髪の青年が出てきた。
どうやらここの司書さんらしい。
青年
はい、どうされました?
ライゼンデ
ライゼンデ
この本…借りたいんですけど、タイトルが分からくて……。
青年
ふむ、その本見せて貰えますか?
ライゼンデ
ライゼンデ
はい。これです。
僕は、司書さんにさっき見つけた青い本を手渡す。


司書さんは本を見回して僕の方へ本を手渡した。
青年
この本……こちらのものではないですね。
ライゼンデ
ライゼンデ
え?


********************



少女
どうなってんのよ……。
フード被った少女は唖然とし思わず口に言葉を漏らした。
少女
はぁぁー。
思わずため息も出た。


私は、とある……人物を探している。
けど、見つかんないんだけど!?

あの、クッソババァ許さん!!
帰ったら蹴飛ばしてやる!

とりあえず、えー、グリフォン家の屋敷ってどこよー!
??
ふぉ、ふぉ、ふぉ。グリフォン家の屋敷は奥の道を進んで右に曲がって階段を上がっていったとこじゃよ。
と、椅子に座っていた老人がそういう。


!?


少女は手を老人の方へ向けて身構える。
少女
じじぃ……。私の心を読んだな!?はい、魔力100ヴェール没収よ!!
じじぃ
ふぉ、ふぉ、ふぉ。驚かせちゃったかい…。
ただのぉ…嬢さんや、さっきからその口から出てたぞ。
老人は冷静にそう言った。



!?



ムグゥ…。


ヤバ…またか……。

思わず少女は口を抑える。



⿴⿻⿸



……?
気のせいかしら…。
僅かだけど、悪魔の匂いと気配が……。



ん…。気のせいね、もしくはじじぃのせいね。
少女
ねぇ、じーさん。グリフォン家、知ってるんだね。詳しく教えてくれるかな?
大人のように真剣な顔して緊張の色を見せながら目の前の老人に聞く。
じじぃ
ふぉ、ふぉ、ふぉ。ふぉ、ふぉ、ふぉ。
少女
はよ、ゆえよじじぃ。

バシッ


と、少女は老人を手加減無用なしに頭をぶっ叩いた。

さっきの真剣さを返せ。
このクソじじぃ。
じじぃ
最近の若者は年寄りに対してあたりが強すぎるのぉ
少女
シクシク泣いてるフリして同情買うのは良くないわよ。
じじぃ
全く本当に怖いのぉ。
じじぃ
ところで、なんの話じゃったかの?
少女
グリフォン家の話よ
じじぃ
そうじゃった、そうじゃった。
じじぃ
グリフォン家は昔からこの国を治めておったんじゃ…。現国王は、ヘル・グリフォン様じゃ。
少女
…そんな事は分かっt
じじぃ
確か次期国王になるのは、ライゼンデ王子だったはずじゃよ。

ピクッ



王子?
……2年前には王子なんていなかったはずだけど……。

いや、私がちゃんと聞いていなかっただけか?

少女
……王子なんていたっけ?
じじぃ
確かのぉ、2ヶ月ほど前に国王が甥っ子のライゼンデ様を養子とし次期国王にするという事を発表されたのじゃ…。皆、驚きじゃよ。
老人は嗄れた声で高らかに笑う。
ふぉふぉふぉふぉと。




………。
2ヶ月前…ね。
確かあの日………。
あの“赤髪の悪魔侵入者”と“カムイあの馬鹿”が戦って森がボロボロになって修復した日じゃない…っ!!


許さん……!
…………。

コホン、現国王より王子の方が魔力がありそうだし
動けるなら若い方がいい…。
……そうね、そろそろアイツらが起きるかもしれないし……
“勇者”の素質があるかは……。
やっぱ、“青の書”次第……か。

少女
ねぇ、じーさん。王子はいつも何処にいたりする?
じじぃ
ライゼンデ様?そうじゃのあの御方は毎日屋敷を抜け出してクロイツ草原辺りにおられると思うのじゃが、今日は祭りじゃし町に下りて図書館におられるんじゃないかのぉ。
じじぃ
ふぉふぉふぉふぉ(※以下略)
町ね……。
町全体回るのは少し時間が掛かりそうだけど…。

図書館…そういえばさっき通り越した。
ふぇー、絶対図書館出た後だよねぇ…。


そんな風に考えている内に、町の広場の方から大きな声が聞こえてきた。

少女
何事?
じじぃ
ふぉふぉふぉ…。噂をすれば、ライゼンデ様が何かやらかしたようじゃの。
老人はそう言いニコリと笑う。

まるで、“早く行きなさい。”と言わんばかりに。

少女は、老人に手を振りふてぶてしく騒ぎのある町の広場へ向かう。
少女
そう、ありがとうじーさん。

少女の後ろ姿がだんだん小さくなりそして、角を曲がることで完全に見えなくなった。

そして、老人は自分が座っていたところから立ち上がりさっきの“青い髪の”少女を思い返す。
じじぃ
……全く、今回の女神は小さい割に暴力的だなぁ…。というか“皆”ちゃんと起きてるかなぁ
嗄れた声の老人だった人物はいつの間にか、姿を変え赤髪の青年の姿に変わっていた。

そして、1つ欠伸をし黒い“悪魔”の翼を生やし空へ飛びだった。

青年
さて、お手並み拝見といこうじゃないか。



********************






…結局貰ってしまった……。

いや、図書館のじゃないなら持ち主に渡す方がいいけど……。
本当に良いのだろうか……。
司書さんは、「構いませんよ、持ち主が悪いんだし」とか言ってたけど……。

はぁ……。

まぁ、後でじっくり読もう……。


そんな事を、深く考えていたからふと声をかけられても気付かなかった。
ようやく気付いたのは肩をトントンと叩かれてから。

振り向くと、この町で『リューの宿屋』という宿の主人リュオさんがニカッと八重歯を出して笑っていた。
リュオ
リュオ
よっ!ライちゃん!また草原帰り?
ライゼンデ
ライゼンデ
はい、あそこは落ち着きますし。
ライゼンデ
ライゼンデ
ついでに、今日は気分が良いので図書館にも寄ってきました!
リュオ
リュオ
そうか、そうか!
リュオ
リュオ
いい本は見つかったかい?
ライゼンデ
ライゼンデ
……。はい、面白そうな本がありました。
リュオ
リュオ
へぇー、今度俺にも読ましてよ。
ライゼンデ
ライゼンデ
良いですよ!


など、世間話をしていてふと気付く。
そういえば…この時間帯だけど祭りもあるから宿を開けていていいのだろうか、と。

ライゼンデ
ライゼンデ
あの、リュオさん。宿開けてていいんですか?
リュオ
リュオ
あぁ、大丈夫大丈夫!俺がいなくても“相方アイツ”がやってくれるから!
ライゼンデ
ライゼンデ
(あぁ、ディオンさん……。お疲れ様です…。)

リュオさんの相方である、ディオンさんに心の中でお疲れ様の言葉を零す。

あの人も、リュオさんに振り回されてるからなぁ。

この時、僕は気付かなかったのだがまた1人1人と人が増えていた。
リュオ
リュオ
ところで、ライちゃん。
ライゼンデ
ライゼンデ
はい?
リュオ
リュオ
あのね、こっちの事心配してくれるのは嬉しいんだけどさ。俺はさ、ライちゃんがこの町のいや、この国の王子だからそっちの方が心配なんだけどさ…大丈夫?
リュオ
リュオ
……観衆がライちゃんの事めっちゃ見てるよ?
ライゼンデ
ライゼンデ
え?
そう、町の人々。
祭りを楽しんでいる観衆がちらちらと明らかにこちらを、幻魔法をかけたはずである僕を見ていた。

確実に、“認識”を持ってこちらを見ているのだ。

ライゼンデ
ライゼンデ
…ぇえ、嘘…。リュオさん…っ!どうすればいいですかっ!?
リュオ
リュオ
うむ、俺にそんな事言われてもねぇ…。
リュオ
リュオ
……………。
リュオ
リュオ
…ライちゃん!スマンが宿がヤバそうな気がするから!帰るわ!
ライゼンデ
ライゼンデ
えっ!?ちょ、待って!!!待って!?
あまりにも、大きな声で叫んでしまった。
その声のせいで更に観衆の目が僕を見る。
リュオさんはとっくに逃げていてもう姿が見えなかった。

いや、待って!
バレてる!どうしよ!
こんなに大きな声出したら兵士が来る!

兵士
いたぞっ!!
そんな事言ったばかりか、鎧を纏った兵士達が僕を見つ叫ぶ。
だんだんと近づいてくる。

僕は、逃げるようにその場を走り去る。

……あぁ、もう!
今日こそ、見つからず楽しめると思ったのにっ!!

…っ!

ライゼンデ
ライゼンデ
今日は、やけに人数が多い……。仕方ない…。使おう。

意を決したようにライゼンデは
唱える。

すると、唱えると同時にライゼンデの体が緑色に光る。
それは、魔法が発動する合図である。

ライゼンデ
ライゼンデ
風魔法!『風速の息吹』!!





to be continued……



********************






_人人人人_
> 続いた <
 ̄YYYY ̄




落ち着いたのでこちらも……!
というのは嘘です。
某726回の嘘が進んだのこちらも
ちょいと進みました。


更新は気まぐれですので!
許してね!

悪魔さん達は恐らく次?いや次の次?かな出るの。

では!GOOD BYE!