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2019/09/19

第1話

一幕 * ―青の書編―


―――プロローグ―――




『 むかし、むかし、はるか昔。

まだこの地に、七体の大罪使徒の

「悪魔」が悪さをしていた頃の話。

悪魔にはそれぞれ七つの罪と

能力が存在していました。





【暴食/悪食】


はえの王と呼称され、

豊穣ほうじょうを司る神で、

神託と称された。

人々から呼ばれた名は、

『ベルゼブブ』(Gluttony)

シンボルは、主に地獄の番犬ケルベロス

豚、虎、蝿

器は グラス

能力は、『───』である。





【色欲】


元、知を司る天使で、

キメラの様な姿をし、

感情を隠さないものだった。

人々から呼ばれた名は

『アスモデウス』(Lust)

シンボルは、主に小悪魔サキュバス

山羊、蠍、兎

器は 剣

能力は、『───』である。





【傲慢】


元天使で堕天使と呼ばれた。

今では、悪魔へと豹変したとされる

サタンの罪を押し付けられたという

説もあるのだそう。

人々から呼ばれた名は

『ルシファー』(pride)

シンボルは、主に風の魔獣グリフォン

ライオン、孔雀、蝙蝠

器は 鏡

能力は、『───』である。





【強欲】



富、名誉、貪欲を司る。

金は、偽物というのが口癖

欲しいものは、手に入れる主義。

何事にも、自分の欲のまま動く。

人々から呼ばれた名は

『マモン』(greed)

シンボルは、主に小鬼ゴブリン

狐、針鼠、猫

器は スプーン

能力は、『──』である。





【怠惰】


女性を何気に嫌う。

主に、人間を観察する事を

よく好み、疫病の元を振りまく

のは大体怠惰で趣味。

人々から呼ばれた名は

『ベルフェゴール』(sloth)

シンボルは、主に不死鳥フェニックス

熊、牛、ロバ

器は 人形

能力は、『──』である。





【嫉妬】


海・水を司る怪物とされていたが

大地の怪物と呼ばれる説がある。

その節らについての詳細は不明。

嘘をつく人間に取り憑き楽観に

過ごしていた。

人々から呼ばれた名は

『レヴィアタン』(envy)

シンボルは、主に人魚マーメイド

蛇、犬、土竜

器は 鋏

能力は、『───』である。





【憤怒】


罪深き、愚か者と称され、

元上界のトップだった。

反逆罪とされ、悪魔へと姿を

変えたといわれている。

人々から呼ばれた名は

『サタン』(wrath)

シンボルは、主に一角獣ユニコーン

龍、狼、猿

器は ──

能力は、『───』であった。






七体、大罪を司る悪魔達に人々は

苦しみを与えられていました。




―――ある日、悪魔達は思いもしない

苦痛を浴びることになりました。

それは、空から見たことも無いぐらいの

読めない字、術式の円陣が青白く

光ったのです。

その時、 青い髪の美しい青眼の

女神様と翡翠の髪勇者の剣を持つ、

『────』が現れたのです。

女神様は、『青の女神』と呼ばれ

翡翠の英雄は、『勇者』と謳われ

後に後世に語られています。



悪魔達に深手を負わせ器へも

2人は封印しました。

世界に、平和が戻ったのです。



女神様は、勇者と人々と誓いをたて、

「今後この世にまた、悪魔達が

復活するのであればいずれ

次の世代の勇者が悪魔達を

倒してくれるでしょう。」

と、言い青の書という

この世を覆す事が出来る本を

この世に隠しました。

次の勇者が、開くと願って。

いずれ、青の書が勇者を呼び

女神を呼び、悪魔達を倒してくれる

そう、私達、人々は願いました。

安寧と幸福を祈って 』


??
青の書、ねぇ……。
??
青の書かぁ。


場所も、身分も、バラバラなある2人が

古い古い、歴史の書を読んで呟く。


1人は、小さな体にローブに深くフードを被りサラリと微かにみえる美しい青い髪色の少女。


もう1人は、純粋に目を輝かせる翡翠の髪色を持つ少年。


それは、古い昔話に出てきた、

青の女神と勇者に似ていた。


??
…………あぁ。復活まであと少しだよ。
??
皆、待っててね。


─────そう始まりを知らせるように
誰かが呟き月夜に向かって笑った。





********************









『 ⑴ グリフォンの少年』



───?
ねぇ、─────?

誰かに、呼ばれている。
誰かが、僕の名前を呼んでいる。

僕は、ふと声のする方へと振り向く。
そこには、僕より少し幼い少女が立っていた。


少女は、口を開く。

少女
───君…。
貴方は何を求め“つくりにきたの?”

……?
言葉の意味が分からなかった。


───“つくりにきたの?”


何がだろうか。
ここには、何も無い。

真っ黒な空間がただ広がっているだけだ。

……後、見えないけど僕と少女…だけ
存在している。

そんな考えを読んだように少女は僕に近づき、
少女
違う、違う。そういう事じゃないよ?
少し可笑しそうに少女は笑った。


とても透き通るような綺麗な声だった。

その声がどこかで聞いた事があるような気がし
そして、どこか懐かしいようにも思えた。


少し涙目になって笑っていた少女は
笑いを止めさっきの問いかけを
言葉の続きを僕に問いかける。

少女
これから、貴方はどんな物語ストーリーをつくるのか。
少女
──そう、貴方自身の人生はなしをどういう風につくる?
少女は、ニコリと微笑んだ。


いきなり…そんなこと言われたって……。


ぼくは、



………僕は。
少女
そう深く考えないで。貴方の物語ストーリーはこれからゆっくりつくればいいよ。
少女
さぁ!
少女はそう言って僕の前に手を差し出した。

僕は、ゆっくりゆっくり
少女の元に手を近づけてゆき

その手を握り、首を縦に振った。



───その瞬間、真っ黒だった空間が
歪んで形を崩して光が溢れ出した。


……意識が遠のいた。


白になっていく世界から最後に
微かに少女の声が聞こえた。

少女
待ってるよ、───君。
意識が全て途絶え、元の場所へと覚醒を促される。



────あの少女は、一体何者だったんだろうか。










********************





───ゆっくりと目を開け意識が覚醒する。



目が覚めた。


僕は思考巡回させ、身体を起こし
ここが何処か周りを確かめそして
自分が誰なのか再認識する。


僕の名は、『ライゼンデ・グリフォン』

ここは、小さな花がのどかに咲く草原
『クロイツ草原』だ。

遠目から見えた大きな木々たちが風でユラリと揺らいでいた。



────あぁ、、ここの眺めはいいなぁ。


………。






寝てた!!!気持ちよすぎてリラックスしすぎたぁあああ!!!



そんな、気持ちを他所に







パンッ!

パンッ!

パンッ!



と、突如クラッカーのような音がした。





何だ?とふと思ったが直ぐに音の正体が分かり立ち上がる。
ライゼンデ
ライゼンデ
……! そっか、今日は青蒼の祝福祭ツイブル・フェスティバルだった。


そう、今日は祭り事なのだ。

年に1度行われる、青の女神を祝福し感謝する祭り。

僕は、軽く持ってきた荷物を手に持ち街の方へと駆け出し
クロイツ草原を後にした。



ライゼンデが草原を後にし見えなくなるをご合図のように、空中から魔法陣が出現した。


青白く光る。


ドサリ。

魔法陣から、何か降ってきた。



ムクリ。

なんと、落ちてきたのはまだ幼い少女だった。
少女
アイタタタ。あっ。最悪!!せっかく新調したローブがぁあ!!!
少女は、自分が着ていたローブが汚れてしまったことに絶叫した。


少女
仕方ない…。洗おう…。
少女の手から、水色に近い青白い光が放つ。

少女は、その光を自分の身にローブに纏わせた。
少女
水の清めアクア
そう、幼い少女にしては低い声で大人のような声で少女は呪文を唱えた。



そしたら、あら不思議!

土埃で汚れたローブが綺麗になったのだ。
少女
さて……。“青の書に選ばれし勇者”を探しますかぁ。
と、すくっと立ち上がり草原を歩き始め、


少女の深く被っていたフードが外れ髪が揺れる。
その青い髪を揺らしながら
『少女』は街へと向かった。




───これは、僕の勇者としての始まり。



そう、僕の。

僕の、人生ものがたりの歯車が音をたて始めた。














********************





⑵に続く。(つもりは、あるが時間があれば)






(これは、726回の嘘が遅れてしまったお詫びとしての作品ですので更新は、反応が良かったら続きを書くつもりです。


本当に遅れてしまって申し訳ない!
けど、あくまで予定だから仕方ないよね(言い訳)
亀だから許して下さい!)




(微修正(07/14)/修正(09/19))