いつ来るんだろ？




ｿﾜｿﾜ((・ω・))



10分後？


5分後？


あぁ…緊張する……


この前入れたの私の部屋(1)だからな…


(2)に入れるのは初めてだよね…


ｿﾜｿﾜ((・ω・))


ｿﾜｿﾜ((・ω・))


( ´-ω-)σ ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ♪


Σ(꒪◊꒪ ;)ﾋﾞｸｯ


窓からこっそり覗くと


下にはハルが立っていた

ｷﾀｷﾀｷﾀｷﾀｷﾀ……

きゃー！😱⚡️


声裏返った…（இдஇ｀。）

私今すごく大胆なことしてる……


コレは友達レベル？セーフ？


セーフだよね笑


(｡_｡(ﾟдﾟ(｡_｡(ﾟдﾟ )うんうんセーフだ！

頑張ってできる限りの笑顔で返す

そんなの……


そんなの…寂しいに決まってる！


この前美人な先輩と会った時


母親が一時的に帰ってきただけ


もう2ヶ月以上音信不通なんだから…


泣きたい…泣きたいけど…


我慢は慣れてる

そう声かけると


何よりも先にピアノ椅子に腰掛けた


ゆっくりと蓋を開けると


白と黒の美しい鍵盤が目に飛び込んできた

そっとその鍵盤に指をのせ


あしもとのペダルに足をかけ


昔好きだった曲を奏でた

.•*¨*•.¸¸♬...♪*ﾟ♬*゜•*¨*•.¸¸♪♩♬*゜

久しぶりのこの感触


懐かしい…


この気持ち……


懐かしい…


もっと！もっと音を奏でたい！


ピアノを弾きたい！


この音を聞いてもらいたい…

曲が終わった


すると、ハルからの


拍手が聞こえた



(*'ω'ﾉﾉﾞ☆ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ



ハッとした

途中までのつもりだったのに


夢中になって結局最後まで弾いちゃったよ

顔が熱くなった

そう言って私は1冊のノートを手渡した

ハルはそれを少しの間黙って読んだ

彼は私に向かってニコッと笑った

すると私はもう一度


ゆっくりとピアノ椅子に腰掛けて


ひとつひとつ丁寧に音ハメしていった

時計を見ると5時を過ぎていた


2時間もずっと音ハメに夢中になってたなんて


我ながら恐ろしい…

ハルの方を見ると


ぐっすり眠っていた

子供みたい( ´艸`)

2回目だな

体を大きくそらせ伸びをすると


あくびをしながら

.•*¨*•.¸¸♬.•*¨*•.¸¸♬.•*¨*•.¸¸♬


最初に強い伴奏



気持ちよく……

美しく広いこの世界
輝く地球に生まれてきた
Zeroから進み今がある
それぞれの色を持ちいま


走り出せ！


この世界に存在してること
ただ1人の人に出逢いたい
その壁をぶち破れよ今
その先には
きっと
道があるから




この世界でたった一人の
運命の
人に逢いに行こう
探し出せ～今
自分の色輝かせながら
大切なきみのため
歌ってみせるよ
どこへだって飛び立つよ

(ﾟﾛﾟ)

名前を呼んだ瞬間


ハルはびっくりしたような顔をした


そのあと


慌てて顔を手で覆った…


耳まで赤い……


すごく照れてる(*´艸)

曲げた膝の間に顔をうずめた


おやますわり……


何コレ……


寝起きハルかわぃ！


にしても


なんだろ？誘う？私を？


？？？？？