デビュー直後
ネットでは、ボロクソに言われた。
「BIGHITは無理だよ」
「あのビジュアルじゃーね、、」
そんなようなことがほとんどだっただろう。
そんなこともあってか、グループ内の
雰囲気はどんよりとしていた。
すると、ある依頼が届いた。
それがもしかしたら、私を
空気にしたのかもしれない。
しかし、グループとしては希望の光だった。
そう、それは、バラエティ番組への出演
依頼だ。ただの番組ではない。
韓国国民なら誰もが知っているであろう、
出演したものは必ずヒットすると噂の
番組だ。
私たちは抱き合って、泣いて、喜んだ。
私たちにも希望はあったんだと。
しかし、幸せは永くは続かなかった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!