第14話

14話
385
2020/10/06 09:19
ライブ中盤

私たちは、ワイヤーに釣られた台に乗って、
空中を移動するパフォーマンスをしながら
歌うために、準備を始めた。

そして、発射。

真上に上がった台は、8つ全てが、
アミボムの光に照らされ、輝いていた。

あなた (あー幸せだな!ARMYのみんなが私のことを優しい目で見てくれてる。私に、ファンサを求めてる。なんて素敵なんだろう。あの時、ジミンが話してくれなかったら、私はどうなっていたんだろう。)

すると、私の台がガクッと揺れた。


あなた 「え」

何も考えられないまま、私は、真下のステージに落下した。
幸い、ARMYは誰もいなかった。スタッフも。





私が目を瞑る前に見た最後の景色は、
綺麗に光っている無数のアミボムと、
私に向けられた
グクのニヤリと笑った顔だった。

プリ小説オーディオドラマ