んーー…ここは…?
目を覚ませば、知らない部屋
しかも豪華な…ムクッと起き上がると
部屋にはベット、化粧台、ソファ、まぁ
いかにも物語に出てきそうな貴族のお部屋みたい
さて、困るな手拘束されてんな
記憶はある、窓から外を見ようか
…な、何もない。雷と雨が降り続けるだけ
ガチャ
コイツ、記憶巡りのオルゴールまで持ってるとは
記憶巡りのオルゴールは風凛のお手製
オルゴールを流して対象の記憶をオルゴールの箱
に閉じ込める。鍵を閉めてその鍵を潰すなり
なんなりすればもう記憶は戻らない仕様
…って事は!!
『ポロロンポロロンポンポロロロンポポロン』
頭痛い!不味い…気付くのが遅すぎた!
鍵見た途端に判断すべきだった…
その途端、夏油(仮)さんが
ベットに押し倒してきた。
next⇨31話 オルゴール
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。