私は、山本あなた12歳。
今日ちょっとだけドキドキしています。
それは、なんでかと言うとー
通学路途中の公園前で、ころみちゃんが手を振っている
その顔を見ただけで心がふわふわしてきた
朝から会えて嬉しいな((o(。>ω<。)o))
安達ころみちゃんは、私の大好きな友達。
出席番号も近いから、いつも仲良くしてくれる。
ころみちゃんは、しっかりもので私が困ってる時いつも助けてくれる。
なんだかんだでお姉ちゃんで、お母さん見たい!
んー…ころみちゃん気づくかな?…どうかな
ついにソワソワしてた私が上の空で返事しているのに気づいたんだと思う。
わ、分かるかな…
ドキドキしてたら、ころみちゃんの目が丸くなった
安心して、私は、ふわぁ……と胸を撫で下ろす
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。