第11話

Accomplice 
27,929
2021/12/04 14:13
テヒョン
テヒョン
     な ... 
テヒョン
テヒョン
     何が言いたいんですか      





テヒョンは精一杯力を込めて、余裕そうな笑みを浮かべる彼を睨みつけた。



こんなの ... こんなの最低じゃん



大韓民国憲法のなんとか条のなんちゃらこんちゃらに絶対違反するもん、ぜったい











ジョングク
ジョングク
あはは 、 それ睨んでるつもりですか ?     
ジョングク
ジョングク
     可愛い威嚇ですね     
テヒョン
テヒョン
     は、... も、何言って ...     





ポツポツと距離を詰めるように彼のペースに呑まれてしまう。




抵抗するにも動けないのは恐怖からなのか。




微かに欲している人肌への期待なのか。





いや、そんなわけない絶対に前者。





ジョングク
ジョングク
     最近嫁が相手をしてくれなくてね     
ジョングク
ジョングク
     ... 正直溜まってるんですよ     
ジョングク
ジョングク
     だからね 、  分かるでしょ ?      
ジョングク
ジョングク
     奥さん     





彼の恥知らずな目的に気づいたテヒョンはぶるりと身を震わせた。




こんなやり方卑怯で下劣で最低だ。




しかしテヒョンの中の冷静なもう一人が、夫のためには従うしかないと訴えてくる。







テヒョン
テヒョン
     っ、 ... む      





幸せな結婚生活を崩されないためにも、テヒョンがここで食い止めなければいけないのだ。




ヨンホさん ...ばかな妻でごめんなさい ..




ジョングク
ジョングク
     あれ、黙っちゃいました ?     
ジョングク
ジョングク
     黙ってる顔も絵になりますね       
テヒョン
テヒョン
     っ .... !     
ジョングク
ジョングク
     あ  、   
ジョングク
ジョングク
     そーいえば奥さんって    















︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
























ジョングク
ジョングク
     なんか、すげぇ体えろいっすよね     
テヒョン
テヒョン
     ん、ぁ ...     





テヒョンが押し黙っていると、彼の大きな手がいやらしい手つきで太腿を撫であげてきた。




その瞬間、背筋を舐めるような官能が駆け上がっていく。




テヒョン
テヒョン
     ひぁ ... や、やめ     
ジョングク
ジョングク
     ふふ、声出てますよ ?   
テヒョン
テヒョン
    ぁ、...ん .. 揉んじゃ ... ぁ   
ジョングク
ジョングク
     聞こえてないか     
ジョングク
ジョングク
     ほら、見て .. 手にくい込んでくる     
ジョングク
ジョングク
     奥さんの柔らかい太もも     
ジョングク
ジョングク
     離さないって言ってるみたい     
テヒョン
テヒョン
     ちがぁ ... !ちがぅ .. っぁ 、     




テヒョンは思わず熱い息を吐いていた。







テヒョン
テヒョン
     ん、っ .... ふ       




だけど慌てて口元を抑えるが、彼にはしっかりと聞かれてしまっていたらしく、意地の悪い笑みと共に際どい部分を何度もなぞられる。




あ ... 撫で方だめ ...そこ 、... ビクビクしちゃうとこ





テヒョン
テヒョン
    ひ、...んん ..っぁ      
ジョングク
ジョングク
     全然抵抗しないんですね     
ジョングク
ジョングク
    俺、良いように捉えちゃいますよ ?     
テヒョン
テヒョン
     はなひて ...やぁ 、っも ..んん     
ジョングク
ジョングク
     もう今更遅いって、諦めて     





抵抗しなくては、そう思うのに旦那に中途半端に放られていたテヒョンの身体は、男の淫靡な手管に反応してどうしても熱くなってきてしまう。





テヒョン
テヒョン
     こ、こんなのっ ... ん     
テヒョン
テヒョン
     奥さんに ..バレたら     
テヒョン
テヒョン
     っん、..どうするんですか      





今にも崩れ落ちてしまいそうになる理性を必死に保ちながら、テヒョンは最後の望みを賭けて彼の理性に訴えかけた。





テヒョン
テヒョン
     ぁ、あ... !? ...んん     
ジョングク
ジョングク
     うるさいなぁ    
ジョングク
ジョングク
     そんなに旦那が心配 ?     
テヒョン
テヒョン
     そりゃ 、っ...当たり前     
ジョングク
ジョングク
     今は旦那のことなんか考えんなよ     
ジョングク
ジョングク
     俺だけ見とけ     
テヒョン
テヒョン
     い、やぁ ..!んん ...はげし っ     





しかし、男の手は止まるどころかますます卑猥なものに変わっていく。




まるで自分の恋人かのように、思わせぶった言葉をかけてくる彼。




さっき出会ったばっかりだという関係性が拗れそうになる。






ジョングク
ジョングク
     大丈夫     
ジョングク
ジョングク
 誰にも言わなきゃ分かんないよ、ね?





彼の手が唐突に股間を捉え、上下にさすられた。
























続く

♡90


しばらくこんな感じ















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