先走りが滑りでくちゃくちゃと音を立てながら今にもホールの中へ吸い込まれそうになるのをすんでのところで止められ、テヒョンはついに啜り泣きはじめた。





だめ ... ヨンホさん ... が、俺の旦那さん ....




なのに .... なのにこんな事 ... だめ ... やめな、いと




そう頭には旦那の優しい眼差しや仕草や声が浮かび上がってくるのに、この誘惑にどうしても抗えない。

彼は自らの股間を擦り付けながらテヒョンのシャツを捲りあげると、胸の上で主張している粒を指先で弾いてきた。




どうやらいつまで経っても彼の質問に答えを返さない俺が面白くないらしい。

新たに加わる刺激にテヒョンの足はガクガクと震える

ピンピンと乳首を弾かれて捏ね回されて、こらえきれない愉悦が下腹部に響く。

擦り付けらているお尻は充血しきった男の極太の肉棒を欲しがり、紅い肉襞を露出させてしきりに強請っている。

彼は上体を屈めてテヒョンの耳元に唇を寄せると、低い声で囁いてきた。



唇 ....当たって、いきなり ... 近づいてこられると ... /




待って ...あ、ぅ ...だめ、これ...待って

彼のトドメのような一言にテヒョンのなけなしの理性は一気に熔け崩れた。

ヨンホさんへの懺悔に泣きながらも恥知らずな自分の欲望を吐露する。





彼は満足げに笑うと、テヒョンの腰を抱え持ち上げた。

無防備になったテヒョンの切れ込みに、男の凶器がずっぷりと突き刺さった。

















続く

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