厭らしく、くすぐったそうに身をよじるテヒョンに追い打ちをかけるようにその首に喰らいつくジョングク
あ ... いつもより 、はげしい ... やばぃ 、
頭 、抑えられて ... ぇ 、ちからつよい ... ♡
既に羞恥心と精神諸共ギブアップなのという気持ちを含めてジョングクの胸筋を、力の入らない手で押しても一向に押し返せる気配は無い
ん ー 、と口を尖らしたジョングクはその痕なぞりながら「 まぁ 、旦那さん出張行ってるしいっか 」と自分自身で割り切った後、再びじゅるっと首を吸い上げた
そんな目で 、そんな口で 、そんな言葉を発されてしまったらテヒョンが断る意味も喜怒哀楽の感情の起伏も全て消え失せてしまう
まるで自分の所有物かのように恍惚と、そして滲み出る独占欲を隠さないジョングクに、とうとうテヒョンの方が根負けしてしまった。
ピンポーん
日常の中で馴染み深い、無機質なチャイム音が2人のプライベートの都合なんて考慮せず、突然ドア越しに響いた
流石に部屋の電気も付いてるから出ないとだめだよね ..
あ ... ぅ 、もうこうなったら ... !!
流石のテヒョンも学習能力がない訳では無い
こうなった時に1番頑固で聞き分けも悪くなるジョングクには何が一番有効か
続く
🙇🏻♀️🫶🏻
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!