翌日
あれ 、 どうしたんだろう
もしかして ... じょんぐくの事だろうか
目を泳がすヨンホさんに嫌な予感を感じて
最悪の可能性だって覚悟した
え 、あ 、何だ そんな事か 。
そー言えば忘れてたかも
いつものように玄関先で挨拶を交わし 、 唇にキスを落とす
あれ ... おかしいなあ ...
毎朝この見送りの時間が悲しくて仕方なくて
ヨンホさんの姿が見えなくなったら涙を流してた時もあったっていうのに
ヨンホさんに対する 、
羞恥心やトキメキなんて乙女みたいな感情が
もろとも感じなくなっちゃった
ヨンホの言葉にテヒョンは小さく頷くとズボンの前を寛げ、下着姿を晒した。
その度に全身真っ赤になって 、弱々しく抵抗を見せるテヒョンはもういない
ヨンホが驚きながらも蕩けた笑顔を見せてくる。
毎日この笑顔を見せてもらうために 、努力してたのになあ
上目遣いに訊ねるとヨンホの眼差しがほんの少しギラつきテヒョンを強く引き寄せてきた
ヨンホさんは今 、
早くジョングクに抱かれたいなんて考えてるおれを
知らないんだろうな 。
続く
ヨンホの第2の嫁探してます
♡ 150
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。